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#ノーベル賞
ノーベル平和賞候補になったというWHO
昨日、これまで一度も取材を受けたことのない大きな新聞から、「WHOがノーベル平和賞になっているので、もし受賞したら識者としてコメント取材をしたい」と連絡をもらった。
WHOがノーベル平和賞候補にあがっているというのは初耳だった。
毎年のように「ノーベル賞候補」とメディアに書かれ、2018年についに本当にノーベル医学生理学賞を受賞した本庶先生からも、ノーベル賞は候補に上がっていることを本人にすら
本庶佑氏の意見書を提出、子宮頸がんワクチンをめぐる裁判の控訴審で
今日は、子宮頸がんワクチンがマウス実験で脳障害を起こしたと発表した元教授からの裁判の控訴審第1回口頭弁論期日でした。
口頭弁論は1回で終わり、判決は10月30日に言い渡されるとのことです。
控訴審に際し、2018年にノーベル医学賞を受賞した京都大学特別教授の本庶佑氏に、本質をつく専門家意見書をいただくことができたので、ポイントをご紹介します。
本庶佑氏の意見書の趣旨は以下のとおりです。
①
本庶佑氏、日医会長との新春特別対談でも子宮頸がんワクチン問題に警鐘
あけましておめでとうございます。
オプジーボや子宮頸がん(HPV)ワクチンなど、人類は「がん撲滅」への切符を次々と手に入れつつあります。
昨年は、京都大学の本庶佑氏が免疫チェックポイントのPD-1を発見し、がん免疫療法を確立した功績が評価され、ノーベル医学生理学賞受賞を受賞しました。2019年はがん免疫療法の研究が加速することはもとより、子宮頸がんワクチン問題の解決、研究者をめぐる環境の改
本庶佑氏、ストックホルムでも子宮頸がんワクチン問題に警鐘 「マスコミはきちんとした報道をしていただきたい」
2018年12月11日 (火)公開の医師向け会員制メディアm3(登録料無料)への寄稿記事「本庶佑氏、ストックホルムでも子宮頸がんワクチン問題に警鐘「マスコミはきちんとした報道をしていただきたい」をm3の許可を得て加筆のうえ転載します。私がこの記事を書くことになった背景について知りたい方は、「ノーベル賞のストックホルムより」をどうぞ。
(写真はノーベル・レクチャー後にカロリンスカ研究所、アウラメデ
ノーベル賞のストックホルムより
12月7日、スウェーデンのストックホルムにあるカロリンスカ研究所のアウラメディカホールにて、本庶佑氏のノーベル賞レクチャーが行われた。
1000人を収容できる会場は満席で、会場の外に設けられたサテライトでレクチャーを聞いた人もいたようだ。
会場では、本庶氏の妻、滋子さんに初めて挨拶することができた。
「村中です。いつも本庶先生にはお世話になっています」と名乗ると、「ワクチンの本を書いてくださ
書を捨てよ、町へ出よう
今月は、科学とジャーナリズムに関して講義をする機会が続いた。
ひとつは京都大学医学の大学院生向けに毎年行っている「科学の成果をどう伝えるか」という授業を、今年は特別授業とした「本庶佑氏のノーベル賞受賞記事を"両論併記"で書く」だ。
恐る恐る設定したテーマだったが、本庶氏本人も良い取り組みだと評価している。
もうひとつは、国立保健衛生科学院が2年目の臨床研修医向けに実施している公衆衛生研修コー
マウス1匹の言い訳とノーベル賞
7月末に行われた子宮頸がんワクチン問題に関する裁判の証人尋問調書(証言の起こし)を守れる命を守る会に提供しました。
こちらのリンクにある「1.証人調書・本人調書」というところに入っている「NEW」という赤い表示のあるものがそうです。裁判を傍聴した方も裁判に来れなかった方もぜひどうぞ。https://www.mamoreruinochi.com/top/publication/
池田修一元教授の
ノーベル賞受賞後の初講演で本庶佑特別教授が『10万個の子宮』を紹介
表紙の写真は昨年、『ネイチャー』の名物編集長の名を冠したジョン・マドックス賞を受賞した際に、2018年ノーベル医学賞受賞の本庶佑氏と京大ゲノム研の松田文彦氏に京都の料理屋でお祝いをしていただいたときの写真。そして下は、東京で開かれた同賞の祝賀会の際、本庶氏が祝辞を述べている写真です。
祝辞のなかで、本庶氏はこう言いました。
「なぜ村中さんひとりにこの問題を任せているのか。子宮頸がんワクチンの接