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村中璃子、ちょこっと読み。

わたしの書いた記事や科学・医学のニュースのまとめを適当にセレクトしてちょこっとお届けするマガジンです。わたしがnoteに書いた記事をぜんぶ読みたい方はマガジン『文系女医の書いて、…
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2024年4月の記事一覧

術後3週間:焦ラズ、落チ込マズが難しい

術後3週間:焦ラズ、落チ込マズが難しい

目覚めるたびに「また良くなっている」と感じられていた症状も、術後2週間を過ぎた頃から急に変化に乏しくなってきました。 

話題の「やせ薬」のパーキンソン病治療薬としての実力やいかに?

話題の「やせ薬」のパーキンソン病治療薬としての実力やいかに?

日本でも「奇跡のやせ薬」として話題の「セマグルチド」が、今度は早期のパーキンソン病の進行を遅らせる可能性があるという早期の臨床試験データが発表された。パーキンソン病とは脳に進行性の(元に戻らないで悪くなっていく)変性の起きる病気で、震えやこわばり、動作の緩慢、認知症などさまざまな神経症状を示す難病だ。米俳優マイケル・J・フォックスが20代で若年性パーキンソンにかかったことを知っている人もいるだろう

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手術は無事終わり、良性腫瘍でした

手術は無事終わり、良性腫瘍でした

手術は無事終わり、腫瘍は良性で確定診断となりました。

大きな腫瘍だったのに、口の中から手術したため、手術したことは外目からは全く分かりません。体への負担も少なく、手術から40時間後、翌々日の朝には退院することができました。

日本で手術を受けるに至るまでの経緯については、こちらのnoteをご覧ください。

口の中は粘膜なので皮膚の傷よりも閉じるのがずっと早く、傷口を縫っていることもあってすぐ塞が

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