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私の高校受験 【都立西の推薦合格と課外活動の両立】
こんにちは!
もうそろそろ受験のシーズンですね。中学生の友達に高校受験について質問を受けることが増えたので、記事にしたいと思います。
個人的な視点で書いていますが、参考になれば幸いです。
志望校選び
海外の高校に憧れて
中3の夏に参加したデンマークでのサイエンスキャンプで、海外留学に強い憧れを持った私は、国際的な環境の海外の高校を探し始めました。
そして9月の進路希望調査では、イスラエルにあるインターナショナルスクールを第一志望にしていました。豊富な奨学金が出ること、日本人が過去にいないこと、卒業生(デンマーク人とオランダ人)の話を聞いて良いなと思ったからです。
しかし…
翌10月、ハマスのテロから始まったガザ戦争によって、流石に諦めざるを得ませんでした…
他にも世界を旅する高校であるThink Global Schoolも考えたのですが、学費が高すぎて断念しました。
日本にいるならば…
ということで、中学入学当初のように普通に高校を探すようになりました。日本にいるならば、日本の教育(青春)にどっぷり浸かりたいと思ったからです。
ただ女子の高校受験は選択肢が少なく、
・近さ(学校外で研究をしたりしたかったので通学時間を削るのは1番大事!)
・校則が緩い(ピアス開けたかった)
・学力
・入試との相性
から判断して、条件にぴったりと当てはまったのが都立西高校でした。
受験との両立
受験方法の検討
都立高校には推薦(入学者の2割)と一般(8割)の受験方法があります。
推薦は例年4〜5倍の倍率なので、ハードルは高いのですが、入試内容が得意分野であり、学校外での取り組みや受賞歴なども含め、自分の特異性を活かせると考え、ここを狙うことにしました。
・作文
・面接
・集団討論
学力
一方で、推薦の受験者はほとんどが45/45のオールファイブなのですが、私は内申があまり良くなく(美術と社会がずっと4でした。奈良への修学旅行をパスしたからかな…?)、不安点であったので、過去問を何度か解き、実力を確認するようにしていました。
目安として平均点を取れれば受かる(国数英3科目はそれぞれ60点前後、共通の理社は9割必須)と言われていたので、そこが指標でした。
数学が受験者平均に達しないものの、
・英語がほぼ満点を安定して取れた
・国語は本好きが良かったのか平均+20くらい
だったため、全体としては大丈夫だろうとなり、もし推薦が落ちたら数学を猛勉強することにしました。
定期テスト
内申を取るためには定期テストが重要ですが、私の中学は5教科のみがペーパーだったので、授業をちゃんと聞くようにしていました。
テスト勉強は何をすれば良いか分からなかったので、とりあえず効果があるだろうと前日はテスト後提出の宿題をやっていました。
授業態度は基本的には良かったと思います。
発言はいつもしていたし、課題は普通に出して、寝たりもしませんでした。(今は…🥱💦)
ただ、英語などでそれぞれが作業するときに、終わって待っている間、洋書を読んでいたりしたら取り上げられて先生と喧嘩していました😅
ちなみに、、
私は受験前最後の定期テストが、インフルエンザのため受けられませんでした…!
そこまで評定に響かなかったのでよかったです…
塾
私は3年間を通じて学習塾には通いませんでしたが、無料の模擬テストを受けて自分の位置を確認するようにしていました。
ただ12月からの2ヶ月だけ、特待要件を満たしたため入塾金10,000円のみで、西高の推薦対策講座を受講できたため、それは参加していました。先生に丁寧に作文を見てもらう良い機会になりました。←これはすごく大事です!自分の弱点がよくわかります
集団討論の練習も含め、本番のように取り組む機会がありました。
学校外で
いわゆる受験期(中3の9月から受験終わりまで)の間行っていたことは以下の通りです。
・経産省起業家プログラムJ-StarXでフィンランドコース一期生
オンラインで事前に数回講座があったのと、12月に1週間渡航しました
・The New York Academy of Scienceでインド人の高校生とチームで研究
9月から3月まで週1回のオンラインmtgと個人での研究作業週2時間程度
・Rise Global Winnerへの応募
9-12月に新しいプロジェクトを行っていました。それに関する動画を1月の〆切までに作成
・ADvance Labへの応募
研究に関するエッセイを数本書いていました。12月末に〆切
・Step For Tomorrowへの参加
毎週水曜日の18:00-20:00で9月から3月までありました。色々な大人の方のお話が聞け、最高の友達と出会えたので、とても有意義な時間でした。入試前日にもjpモルガンの社員さんとのメンタリングがあり、1人で家にいても何もできないと思ったので、普通に参加しました。
おいしいお弁当も食べれて最高です☺️
当日
面接
面接は人に寄り切りですが、私は質問を想定して研究をメインとした応募用紙を書いたものの、社会的な質問(水道民営化について)を受けました。のちに社会科の先生だったことが判明しました笑
応募動機はもちろん必須で、高校生活でどんな行事を楽しみにしているか、入りたい部活についても聞かれました。私の回答に対して先生が付け加えるような形で説明をしてくれるので、学校のことを知れるような時間でした。
集団討論
集団討論は臨機応変に対応するのが良いかと思います。私のグループは、司会を3人で取り合う(開始のタイミングで同時に手を挙げた)ため、司会を取れなかった場合に自分の役割をその場で判断することが求められます。私は結局司会を行いましたが、ファシリテーションの経験がないと逆にうまく回らなかったりして難しいので、自信がある場合はとった方が良い気がします。タイムキーパーに名乗り出る、発言が少ない人に意見を振るなどの役割ができる(司会ができたら最強ですが笑)ことも大事だそうです。
作文
西高はこの配点が一番高く大事なのですが、
時計を忘れないでください!!
教室にはなく、私は持って行った時計が動いていなかったので、感覚で時間調整しながら進めることになりました😅
自分の話題と方向性をある程度持っておいた方が対応はしやすいかなと思います!
これは作文に限らないのですが、学力テストと違い、これがあれば受かるというものはありません。ありのままの自分自身が評価されます。
作文で、題に対して反対の意見を持ったならばそれを素直に書いた方が良いです。
型を使ったようなありきたりな作文は、先生方は見抜かれるので、必勝法などはないと思います。
振り返って
睡眠
私はもともと長く寝ないと元気が出ない方で、さらに当時4歳の妹がいるので、受験前も受験中も今でも変わらず10時過ぎには寝るようにしています。
受験前の年明けは勉強時間を取るために、朝の5時に起きて2時間くらい勉強するようにしていました。
個人的には、この習慣がとても良かったと思っていて、授業で学んだことがしっかりと定着しますし、昼間のパフォーマンスが良くなると思います。
それぞれに合った睡眠習慣を早いうちから見つけておくのは、とても大切だと思います。
適度な自信
周りが塾に通い詰めている話を聞いたり、先生に色々言われたりして、不安になりそうでしたが、他者と比べたらダメだと思って、自分の決めたやり方を信じるようにしました。
今までも、デンマークやフィンランドは対象年齢未満だったのにも関わらず、参加することができたりと、前例を自分が作った経験があったため比較的メンタルが強かったのだと思います。
入学後のイメージも妄想していました。
かっこいい先輩の推しを見つけるとか笑😆
ちゃんと見つけてます♡
最後に
受験は方程式のように、必ず当てはまる正解はありません。
第二志望は国立の高校にしていましたが、仮にそちらに行ってたとしても楽しい高校生活を送れたと思います。
受験はあくまで一つの通過点に過ぎず、その後与えられた環境で、自分がどれだけ成長でくるかが1番大事だと思います。
(これは私の大学受験への心得でもあります)
全力で自分らしく取り組んだ結果、受かったところが自分の本当に合っているところなのだと思います。
これを読んでいる受験者さんの励みになりますように💗