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Day3-4 【Aalt大学+お食事】

Aalt大学本校

Aalt大学の本校は、ヘルシンキ市から20分ほど東へ進んだエスポー市にあります。バスの中から湖が凍っていく様子が見え、だんだんと本格的な冬に近づいていました。バルト海はまだ波があるため凍っていないものの、2月ごろにはすべて凍ってしまうそうです!分厚い氷になったらスケートする人もいるそうで、そんな時期にまた訪れてみたいなと思いました。

本校には雪の中、自転車で登校している学生もいて、環境意識の高さを感じました。滑らないのか心配していたら、当の私が凍った階段ですべってしまい、日本人はまず自分のことを気を付けなければ…と反省しています。

KIUAS(スタートアップ支援プログラム)

良いチーム作りのためには、ビジネスアイデアよりもGrit(やり抜く力)や創業チームのResilience(回復力)が大切だと言います。そのようなスタートアップの基礎を学べる無料のオンラインコースが提供されているそうで、ぜひ受けてみたいと思っています。


卓球台があったり、ミニピッチイベントが随時行われていたりと、とても刺激的な空間で、「座って講義を聞く」という大学のイメージが大きく変わりました。

サッカーゲームのおかれたフロア

Aalto Ventures Program

Aalt大学の起業家コミュニティを育てるプログラムについても紹介がありました。
1, SDGsのような世界の課題を解決するビジネスを行う、
2, 倫理的規範に沿って利益を生み出す、
の2つのコアビジョンがあり、フィンランド国内外の大学や起業家のネットワークも構築しているそうです。

Aalt EE

Lean startup

スタートアップでは、小さいビジネスから始めることが基本。
多くのビジネスが失敗するからこそ、どんどんチャレンジして少ない成功者になれるように挑戦するべきだと言います。

特に印象に残ったのは
5+5=X
で答えは一つしかないが、
X+Y=10
答えは無限にあるといえるというお話です。

プロダクトをよりよくすることに焦点を当てるのではなく、顧客の課題を解決することに様々な方法を探すことの大きな可能性を学びました。同じ課題だとしても、会社によってそれぞれのアプローチがあり、それぞれを好む顧客がいるからこそ、スタートアップにも参入の余地があるのだとわかりました。顧客を知る!これに尽きるそうです。

ビジネスピッチについて

データよりもストーリーによって、観ている人を感動させ、気持ちを動かすことができるようになるそうです。コミュニケーションのためには、共感とロジック、信頼性が必要です。緊張することは良いですが、鏡の前で役者になった気分で練習をしてみても良いとアドバイスをいただきました。

フィンランドならではの繋がり

フィンランドではお互いを信頼する姿勢が国民に広く浸透しています。
スタートアップエコシステムが発達していることはもちろんですが、何よりフィンランドの人々がスタートアップの製品を買うことに前向きです。
これが、スタートアップの成長に大きくかかわっているといえるそうです。


お食事について

味付けとしては全体的に塩味が多く、お水やパンがたくさんほしくなる印象がありました。それでもとてもおいしものが多かったので、適切にワークアウトをしていれば健康も幸せも両立できるのでは?と思っています。

トナカイを初めていただきました!

ラップランドで有名なトナカイは、フィンランドで食べられるかなり珍しい食材です。今回は野菜とともにシチューのような形で提供されました!
牛のすね肉を食べているようで、やわらかい筋のような触感でした。ジビエ特有の臭みがあるのかと心配していましたが、言われなければ気が付かないくらい牛のようでとても美味しかったです。

ジャガイモ事情

フィンランドの主食といわれて真っ先に上がるのが、ジャガイモです。私もほとんどのお食事で、マッシュポテトをいただきました。バターやフィンランド料理に欠かせない野菜のディルと合わせてあり、そのままでもたくさん食べられます。保存がきき、寒冷な地域でも育てられることから、フィンランド国内でもたくさん栽培されているようです。驚いたのは、同じプレートにマッシュポテトと小さめのグリルポテトが登場したことです。形を変えれば違う料理ということなのでしょうか…

種類豊富なパン

まずはシナモンロール(現地ではCinnamon Ban)です!
シナモンやカルダモンなどのスパイスがバターとともに練りこまれ、ねじって見えます。私はすぐにとりこになってしまい、毎日食べ比べをしていました!上にかかっている大きめの粒のお砂糖も、シナモンロール専用でフィンランドだけでお買い求められるそう!日本でも作ってみたいなぁと思っています。

空港でいただいた最後のシナモンバン

続いてライ麦パン
黒い見た目と固めの触感が人気のヘルシーなパンです。一般的にパンに使われる小麦はフィンランドでは栽培が難しく、寒さに強いライ麦のほうが主流だそう!少しあまじょっぱくも感じ、バターを塗って、ハムやチーズを挟んでいただくと美味しいです。ロールパンになっていたり、トーストの形もありますが、大きいパンをカットするのがとびきりワクワクしました!

Aalt大学の学食!


お食事については、最終日に訪れたフィンランド人の友人宅でもたくさん教えていただき、様子をまとめて投稿する予定です!合わせてチェックしてみてください(^▽^)/


明日からはJ-StarXプログラムのメインイベント、SLUSHに参加します!

それではまた〜!

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