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規格外のお野菜を使ってサスティナブルなアイシングクッキーを作る
SDGsと食品ロス削減への取り組み
私たちがより良い世界に住み続けるためには、SDGs(持続可能な開発目標)の実現が必要ではありません。その中の目標「12. 「つくる責任 つかう責任」は、食品ロス削減や資源の有効活用を促進するものです
身近な食品ロスとは?
食品ロスとは、まだ食べられるのに捨てられてしまう食品のことです。家庭でも形の悪い野菜の皮やへた、食べ残しなどが日々捨てられています。あたりが1日で捨てる食品ロスの量は、お茶碗1杯分に相当します。
食品が廃棄されると、据え置き地で分解される際にメタンガスが発生し、地球環境への悪影響を当面します。
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規格外野菜を使ったサスティナブルなアイシングクッキー
そこで提案したいのが、規格外野菜を活用したアイシングクッキー作りです。このアイデアは、楽しくクリエイティブな方法で食品ロス削減に貢献し、食育にもつながります。美しいクッキーを作りましょう!
野菜の色素の作り方
アイシングクッキーに自然な色合いを加えるには、野菜から抽出した色素を活用します。
煮出す方法
野菜を細かく切る
少量の水加えて、弱火で煮ます。
煮出し液をキッチンペーパーで絞ります。
水分が多い場合や色を重視したい場合は電子レンジで加熱
お好みの濃さになったら完成です
すりおろし方法
野菜をすりおろします(すりおろし器またはすり鉢を)
キッチンペーパーで液体を絞り出します。
必要に応じて電子レンジで水分を調整します。
色素に適した野菜
皮や葉の色が濃い野菜
・紫キャベツ
・ナス
・紫玉ねぎ
・ブルーベリー
実自体に色がついている野菜
・にんじん
・ほうれん草や小松菜の葉の部分
・ビー
アイシングの作り方
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材料
粉糖・・・・・・・・・100g
卵白・・・・・・・・・8g
レモン汁・・・・・・適量(白さを出し乾燥を早める効果があるが省略可)
作り方
卵白を用意します(冷凍・解凍した卵白を使うとコシが無くなりやすい)。
粉糖をボウルに入れ、ほぐした卵白を少しずつ加えます。
必要に応じて、ほんの少しレモン汁を加えて白さを添えます。
アイシングの固さ
固い(枠取り、ライン、模様など)
持ち上げた時にゆっくり角がおじぎする
形さの調節
・固い(枠取り、ライン、模様など)
持ち上げた時にゆっくり角がおじぎする
・柔らかい(埋める)
持ち上げたときに、表面に残った線が2秒くらいで消える
クッキーへのデコレーション
完成した色付きアイシングを使い、クッキーを自由にで
クッキー全面を塗りつぶしてカラフルに仕上げる
細かい模様やアートを描きます。
季節に合わせたモチーフを取り入れました(春は花、冬は雪の結晶など)。
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まとめ
規格外野菜を活用したアイシングクッキー作りは、食品ロス削減と食育を両立させる素晴らしい取り組みです。
この取り組みをきっかけに、私たちの生活の中でSDGsを実現するヒントが見つかるかも知れません。ぜひご家庭やイベントで挑戦してみてください!