飢餓をゼロに!いま私たちができること
現在世界中で6億9000万人(世界人口の8.9%)が飢餓に苦しんでいます。
11人に1人が飢餓に苦しんでいると言える。
(2020年世界の食料安全保障と栄養の現状の報告より)
新型コロナウィルスにより、特に弱人達を中心に1億3200万人の人が栄養不足に陥ると予測されている。
そして、現在地球上ではこのまま増えていくと、2030年には
飢餓や食料不安だけではなく、低体重、過体重などのさまざまな症状が出ています。
最近は、過体重が増えていますが、飢餓なのになぜ?と思う人もいるでしょう。
貧困国で栄養過多による肥満が増えていると言われている。
なかなか食料を手に入れることのできない国では、『食べれる時にできるだけ食べる!!』という習慣となる。
また、食料が乏しい地域で生活する人は、できるだけ高いカロリーのものを食べようという意識が働きます。
そして、安くでエネルギーが取れる炭水化物しか食べていないという事が起こり、ビタミン、ミネラル、タンパク質など、体に必要な栄養素が取れずに、肥満が増えていると言える。
では、世界中で飢餓が起こるほど食料は足りていないのか??
世界の年間穀物生産量は25.34億トン
世界の人口は76億人
計算すると、一人あたり333kg食べられる計算になる。
私たちが生きていく上で必要な食料は一人あたり165kgになるので、十分余る計算になる。
十分に足りているにもかかわらず、なぜ飢餓はなくならないのか?
この大きな原因は、私たち日本人にある。
フードロス!!
本当に食べられる食品が毎日ゴミとして捨てられている。
私たちが暮らす日本では、年間2,842万トンの食品を捨てていて、その内、食べられるのに捨てている食品は646万トンもある。
今私たちにできる事!!
・買い過ぎに注意し、必要な分のみを買う。
※消費期限切れ、賞味期限切れになり捨ててしまうことを防ぐ。
・食べ残しをなくしたり、食材を無駄なく使い切る。
誰もができること!
それをみんなが意識することで、飢餓は少なくなっていく。
安易に残したり、捨てたりする食品、食べたくても食べられない人がいる!
飢餓で亡くなっていく命がたくさんあることを私たちは知らなければならない。
今私たちができること・・・・
真剣に考えていきたい