マトリックス3部作+最新作を観て感じた世の中の変化(ネタバレ無し)
数週間前の夜に書いた記事です。
ちょっと書き方変かな?と思ってお蔵入りにしていましたが、読み返して変だと思わなくなっていたので掲載します。恥ずかしくなったら消します。
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お正月休みに、ふと思い立ってマトリックス3部作をAmazon primeで一気見した。
その勢いで最新作【マトリックス レザレクションズ】を映画館で観てきた。
マトリックスには元々そんなに興味は無かったので3部作をしっかり観るのは今回初めてだった。
たぶん公開当初に3部作を観ていたら、理解できていなかっただろうと思われる仮想現実の世界について、とてもすんなり理解できている自分がいた。
もちろん理解できていない部分もあるだろうけど、文字だけで仮想現実内の人や空間を瞬時に把握している登場人物達について、高度なプログラミングが出来る人達だと、すんなり受け入れられた。
3部作の公開当初に知人から『マトリックスの世界では、人が0と1で出来ている』みたいな話を聞いた記憶がある。そのときは半分理解して半分気持ち悪いと感じていたような気がするが、今は知人の言いたかったことがよくわかるし、気持ち悪いとも思わない。
3部作公開からおよそ20年が経ち、こんなに仮想現実が身近なコンテンツになっているとは思っていなかった。
『世の中がマトリックスの方向に変わっていっているということなのだ』
なんて、よくメディアや何かの宣伝文句にもありそうな表現だが、自分自身がその言葉通りに感じる日が来るとは思わなかった。
前から言われているのだから当たり前のようだが、この変化は少し違和感も感じる。
違和感を感じることも、この変化には想定内のことなのだろう。
私の感じる違和感は、世間一般的だと思う。
違和感を感じて当たり前。
この違和感に慣れていき、いつの間にか受け入れていく。
それって、怖いなとも感じる。
私は特別ではない。
違和感をいつの間にか受け入れる一般人だ。
特別ではない私に、何が出来るのだろうか。
なんて、何か大層なことを考えてはいるものの何か行動に移そうとしている訳ではないし、焦ってもいない。
こんなこと変に考えすぎても答えが出る訳でもないので、さっさと布団に入って寝ようと思う。
そうだ、最新作について少しも触れていなかった。
今回キアヌさんは過去作より肩の力が抜けた感じのキャラクターになっている気がしたので、4作品の中で一番気楽に観ることが出来た。
キャラクターの話は内容には触れていないのでネタバレではないと思っている...。悪しからず。
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話は全然違うが、リンクするものを感じた海外ドラマがあり、一応予告編を貼っておく。
ここ数年の作品なので、マトリックスの考え方も昇華した上での作品と思うが、『作られた世界からの脱出』系の作品でとても印象に残っている作品。
私はシーズン2以外は存じ上げないが、これだけ観ても十分楽しめる内容だと思う。
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マトリックスでは『作られた世界』に気づくと眠れなくなるようだ。ここ最近眠れないのは、私も真実に近づいて来ているからだろうか。
いいや、ただ布団が古くなっているだけだ。朝起きたら体が痛いもの。早く新しい布団を買いに行こう。