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大改革するために全員で認識を合わせたい

謹賀新年。本年もなにとぞよろしくお願いします。

2022年6月から週明け全体に対して私からのメッセージを伝えることを始めました。とにかく続けようという気持ちだけで1年は続けることができたので、今度はそれを文字に残すことに。2023年7月からnoteに残しています。

noteに残したからといって目にみえる形で結果が出ているわけではないですが、思いの外、周囲の人からnote見てるよ〜!と言ってもらえることが多く、今後、採用活動する上でも重要なものになるのではないかと思ったりしています。

説教じみた内容が多いかもしれませんが、これも会社の個性だと思っています。これが嫌なら入社を選ばなければいい。入社前にミスマッチが防げてよかった。そんな具合です。

2024年もコツコツと続けていきますので、身内の方々はどうかおもしろがってもらえたら嬉しく思います。

このnoteを見ている人へ。noteにログインしなくても「♡(スキ)」は押せますので、おもしろいなと思ったらぜひ。意外と更新する活力になります。

毎度の定型文になりますが・・・
このnoteは、週明け全員が集まる会議の場でみんなに伝えている内容を可能な限りそのまま残しているものになります。

備忘録的な意味合いはありますが、同じような経営者、リーダーのみなさん、これからそういった役割を目指すみなさんに少しでもお役に立てたら嬉しく思います。
※本文に出てくる「マリサ」は、弊社社名の略称です。

本文は以下より。
(今回は内部的な話が多過ぎたので、多少編集していますが概ね内容通りです)

元旦の地震、2日の飛行機事故を受けて、今年は波乱の1年になりそうな予感がしています。

そんなことを言った(感じた)ところで致し方なく、会社としては攻め続けなければいけません。ただ、地震は必ず発生します。自宅の備えは自身で必ず用意してください。会社では飲み物の備蓄は通常通りですが、簡易トイレ、防災食品(米・カレー)の備蓄を増やすことにしました。

想定外のことを想定内にできる組織になろう。これはビジネスに限らず災害も含めてです。

さて、本日は「大改革するために全員で認識を合わせたい」です。

年末に「10億いくぞ!」と宣言しましたが、そのためにも絶対に必要なことを明確にしました。

それは「マンションナビ」の大改革です。

実務としては社内で担当を分けていますが、マリサの中心でもあるマンションナビに関しては、全員が明確に関心を持たないとダメです。私は関与していないので知りません。ということは絶対にないようにしてほしい。

だからあえて、この場を借りて宣言しています。

2011年の創業以来、マンションナビというサイトのおかげでここまで来ることができました。

ただし、マンションナビが軌道に乗ってきた時にでも「Smoola(「住まいを網羅」の意味でつけました)」を立ち上げて、不動産全般の相場サイトを目指そう!最終的に、マンション、土地、戸建ての一括査定ができるサービスにしよう!マンションナビを超えるサイトをつくろう!という思想がなければ、土地、戸建てのデータも集め続けることはしていなかったでしょう。

これだけでもわかるように「現状維持を良しとしない思想」が今のマンションリサーチを支えています。直近の人たちにはわかりにくいかもしれませんが、過去の自分たちが今を支えてくれているのです。当たり前ですが、不思議な感覚です。

この思想はこれからもずっと持ち続けたい。私が「打席数」という言葉を頻繁に口にするのはこのことからです。

前回の第一Qの振り返り会議でも発信はしたのですが、マンションナビというサービスがこの先、発展(そもそも生き残り続ける)するためには、「相場」と「一括査定」というコンテンツだけでは絶対に無理です。まず、ここを腑に落としてください。このコンテンツだけでSEOを意識しても、ファンを増やそうとしても、これ以上の成長は無理だということを。だから悲観しろということではなく、まずは現状の理解をみんなで合わせましょう。

ロングテール(マンション名での集客)は至るところで手を打たれ、「売却」系のコラムも軒並み他社に占領され、相場も他のサイトでも簡単に見られるようになってきました。

なぜ、ユーザーはマンションナビを優先的に使う必要があるのか。

我々は、この理由を明確に持ち続けなければならない。

もちろん、既存のコンテンツをもっと見やすくしたり使いやすくする努力は必要です。ただし、それはなんら特別なことではなく、最低限必要なことであって誇れることではありません。

それだけでは現状を維持できてもさらにファンを増やすことは不可能だからです。

答えはユーザーが持っていますが、耳を傾ける努力が圧倒的に足りていないことを危惧しています。だから、チームには強制的に聞くことを課しました。単発ではなく必ず続けてください。ユーザーの声を聞くことをし続けていない組織がいいサービスをつくることはできません。

一例ですが、「XXXX」が見たいという声を聞いたことはありますか?

これは、購入検討者が必要としているものだから無視をしてきましたが、マンションナビは購入検討者のアクセスも多くありませんか?

その上で、社内で議論をしている時に気がついてほしいことがあります。

「これって個人の感情論なのか、ユーザーの声を聞いたから感じていることなのか」と。

今、マンションナビに対してなにか案を出してくださいと言ったら、Analyticsの数値や過去のアンケートから拾うか、個人的に触ってみて感じたことくらいではないでしょうか。それがいけないということではないですが、浅いです。小手先の改善で終わり、根本的な改善に繋げることはできないでしょう。本当に答えを持っているのは、悩みを解決したい、欲を満たしたいと思っているユーザーだからです。

加えて、この数年で実験してきた別サービスに反応があったことは非常にポジティブだと捉えています。マネタイズだけに焦点を当てれば厳しいことも事実ですが、コンテンツとしては反応があることが見えてきました。反応があるということは、ユーザーに直接聞かずとも一定のニーズを示しているからです。

これらはすべて別ドメインで実験してきたことですが、ここでマンションナビに生かすことをしなかったら、一生後悔するとさえ思っています。

現状維持、既存の延長線に明るい未来はありません。我々全員がユーザーの声を聞き、理想の形を描かなければ生き残ることは不可能なのです。

そのためには、脳みそにも額にも汗をかき続けないといけない。

迷ったら茨の道を選び、打席に立ちまくろう。

1年後、とんでもないマンションナビになっているように、みんなのチカラを貸してください。

1月9日の週も、よろしくお願いします。

追記

今回、全員に対して宣言はしましたが、マンションナビ大改造のリーダーはYさんです。Yさん、これからどうかよろしくお願いします。(プレッシャーになっていたらごめんなさい。でもこの状況を一緒に楽しんでほしいと思っています)みんなは、他の業務もあると思いますが、マンションナビや他のサイト含めて、世の中のウェブサービスにこれまで以上に関心を持ってほしいと思います。

よろしくお願いします。

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