このnoteは、社内の全メンバー（社員・アルバイト・業務委託等の雇用契約に関係なく）へ伝えているメッセージです。
このメッセージを週末に送り、週明けの全体MTGで話をしています。
備忘録的な意味合いはありますが、同じような経営者、リーダーのみなさん、これからそういった役割を目指すみなさんに少しでもお役に立てたら嬉しく思います。
※本文に出てくる「マリサ」は、弊社社名の略称です。
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本文は以下より。
昨晩はお疲れ様でした。（12月13日に第1Qのお疲れ会を実施しました）
お疲れ様会、お疲れ様でした！
二次会、お疲れ様でした！
(13名のみなさん、ありがとう！)
三次会、お疲れ様でした！
(10名のみなさん、ありがとう！)
四次会、どこに行ったの？w
(いつものメンバーw)
お疲れ様会 & 忘年会でしたね。みんなと飲めて、本当に最高です。めっちゃ楽しかった！
入社したばかりで大変だったかと思いますが、Nさんのがんばりがあって素敵な会になりました。ありがとうございます。支えてくれた周りのメンバーもありがとうございます。Nさん、旦那さんにもよろしくお伝えください。おいしかったー！
さて今回は「大きな渦」
今回はなにを書こうかと考えている時に思い浮かんだ言葉がこれでした。
「鍋」じゃないよ、「渦」だよ。
マリサは今、小さな渦から大きな渦に変化して、大旋風を巻き起こそうとしている感じがします。
根拠はないです。
肌感覚ですが経験上そんな気がしています。
もちろん、いい意味です。
雇用契約に関係なく31名の組織となったマリサは、これまででは信じられないほどのパワーを発揮してとんでもない結果を残す。
そのタイミングに入ったと思います。
自分たちでもなにかよくわからないけど手応えを感じているメンバーも増えてきたのではないでしょうか。
もしそうだとしたら、それは自分で自分のことを変えることができたからです。
今までが悪いと言いたいのではなくて、さらに良くなったんです。
もちろん周りのメンバーやリーダー、対外的な人たちの影響も少しはあるかもしれないけれど、根本的に過去と他人は変えられません。
自分を変えることができるのは自分だけなのです。
マリサはこの先も変わらず走り続けますし、今まで見たことのない景色を絶対に見ます。今これを読んでくれているメンバーと一緒に見たいと思っているので、一つお願いがあります。
今の自分の感情や課題、実施していること、目指していること、達成したことなど、できるだけ書き記してほしい。
自分の中のイベントカレンダーを付けてほしいのです。(意思決定したことや結果などを書き記すこと)
一言日記とは言わないので、週に一度、たった一行でもいいので、なにか残し続けてほしい。
もしかしたら、今、なかなか結果を出せず悩んでいるメンバーもいるかもしれません。
全員が全員、良い状態なんてことはあり得ません。
同じ組織のメンバーは仲間であり、戦友であり、ライバルでもあります。競い合うことは正しい姿でもあります。
それでもマリサは上を向き、さらに上っていきます。めちゃくちゃ上るタイミングがきたと思います。
そんなタイミングだからこそ、結果が芳しくなくても個人のイベントカレンダーを残してほしいと思いました。
理由は、また必ずどこかで上向いたり下向いたりする時がくるから。
その時に、当時の自分と会話することが意外と重要だったりするからです。
単に読み返すだけではなく、自分は成長しているのか、なにができるようになったのか、どんな結果を生み出したのか、なにに苦労していたのか、なににやりがいを感じていたのかなど、過去の自分との対比はとても意味があります。
例えば、会社に3年在籍してくれているとしましょう。
3年前となにが変わったでしょうか。
「サービスのことはほぼ網羅している。対応も一人でできるようになった。会社が楽しく毎日が充実している。」
「業務改善を提唱し60分かかっていた作業を10分に短縮できた。新しい施策を実施して、15%売上増加に繋げることができた。次は自分でチームをつくって数字の責任まで持ちたい。」
もしあなたが経営者またはリーダーだとしたらどちらの人を採用または待遇改善をしたいでしょうか。
仕事に対する熱い気持ちは大事ですが、結果が出なければ退場を余儀なくされます。
それは個人も会社も同じです。
市場に出ている限り、我々はいつだって退場宣告ギリギリのところにいるのです。
それでもマリサはいろんな障壁を乗り越えて生まれ変わることができたので、さらにレベルをあげるタイミングだと感じます。
会社というのは、人。
私は口うるさくて、運が良くて、粘り強いところはあっても天才でもカリスマでもなんでもない。
マリサというのは上昇志向で優秀な人たちの集まりで成り立っています。
100のパワーを持つ一人のカリスマのチカラより、50のパワーを持つやる気に満ち溢れた30人の組織の方が圧倒的に強いわけです。
なので、各自の小さな努力の積み重ね（小さな渦）が気がついたらとんでもなく大きな渦に変わっていたりします。
残念ながらその渦という得体の知れない塊をみんなで一緒に目視で確認することはできないのですが、やがて「結果、数字」として表れるものだと思います。
小さな渦という意味で言うと、私が週に一度、月曜の朝に話を始めてから2年以上が経過しました。
文章にしっかり残してからは一年ちょっとです。
Shareにいるみなさんには今期（9月）から送るようになりましたね。
考えてみれば伝えたいことはそんなに変わってなくて、テーマや話のストーリーをただ変えているだけなのかもしれません。（いつも同じようなことばかりでごめんなさい。でも大事だと思っていることなので飽きずに読み、聞き続けてください）
これは、みんなに対してのメッセージでありながら自分へのメッセージだったりもするので、これからも自分のためにも続けるつもりです。
これらの効果を定量化するのは難しいですが、あえて定量化するのなら、2年は104週、1年は52週、3ヶ月は14週という期間、欠かさずに伝えてきました。
だいたい3000文字は書いているので、一年なら156,000文字。
※文庫本の330ページが15万文字くらいらしいです。
週明け10分程度は話しをさせてもらうので、2年なら1040分、17時間分も話していることになります。
あくまで結果論ですが、マリサが生まれ変わってきた過程の中で微力ながら意味のあったことだったのかもしれません。
※「マリサが良くなった要因に、毎週のメッセージもあるかもです！」という嬉しい言葉を耳にしたので鵜呑みにして思わず書いちゃいました。
ただし、もしそれが本当だとしても私がしたことに大きな意味があったのではなくて、各自がこれらのメッセージを受け取って考え、行動して、なんらかの結果と対峙したことにとても大きな意味があるのです。
会社の代表として、働く人たちがどうあってほしい（どうあるべき）というのは当たり前のことだと思うのですが、そんなことどうでもいいから言ったことをやってくれるだけでいいと考える経営者もいるでしょう。私はただそれが嫌なんです。
私みたいな人間がたまたま出会った人、会社、サービスによって、ここまでいろんな経験をすることができたのだから、みんなはもっともっと可能性がある。本当にそう思っているだけなのです。
最後に。
MVVとは別に、私の人生の道標は「自分の葬儀」です。
いつも伝えていることなので端折りますが（知らない人は時間がある時に話しましょう）、自分の葬儀と私と仕事で関わってくれる人たちがどこに行っても通用する人間になることは同義です。
そして、どこに行っても通用する人間になることと、マリサの人間としてどう生きるか。ということも同義です。
もはや、哲学みたいな話になってきて、ちょっと笑っちゃう人もいるかもしれませんが、そんな人でもいつか理解できる日がくると思っています。
一人ひとりの小さな渦が、とてつもない大きな渦を生み出す。
第一四半期を終えて、お疲れ様会を実施して、確信に迫ってきた気がします。
劇的に変えたい15期。
半信半疑だったかもしれないですが、着実に生まれ変わっています。
自分を信じて、周りにいるメンバーを信じて、さらに加速していけたら嬉しく思います。
今月もラスト2週間！12月16日の週もよろしくお願いします。
昨年の今頃はこんなメッセージを書きました。参考までに。