もう、みんなに遠慮するのをやめます。
毎度の定型文になりますが・・・
このnoteは、週明け全員が集まる会議の場でみんなに伝えている内容を可能な限りそのまま残しているものになります。
備忘録的な意味合いはありますが、同じような経営者、リーダーのみなさん、これからそういった役割を目指すみなさんに少しでもお役に立てたら嬉しく思います。
※本文に出てくる「マリサ」は、弊社社名の略称です。
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本文は以下より。
新年会(1月10日に実施しました)、お疲れ様でした。
翌朝に余計なことを書きましたが、勢いではなく大事なことだという思いに変わりはないので、ぜひ読み返してください。
今回の件で、なんとなく吹っ切れた感じがするので改めて宣言します。
もう、みんなに遠慮するのをやめます。
これは、別に若手のみなさんにということではなく、全メンバーに対してです。
え?遠慮してたの?と思う方もいるかもしれませんが、かなり遠慮しています。
元メジャーリーガーのイチローも高校球児に対して発していたことで知っている人も多いかもしれませんが、今の若い人たち(のみならずベテランも含めて)は、とても酷な環境に置かれていると私も思います。
なぜなら、圧倒的に怒られないからです。余計なプレッシャーをかけられないからです。無茶振りされないからです。今、プレッシャーを感じている人がいるとすれば、おそらく、それはまだ遠慮のプレッシャーだと思います。少なからず、私は100%のプレッシャーはかけられていません。
世間的には、ハラスメントということが取り上げられ過ぎて、大人はみんな、若い人たちにびびっています。
どう見えているかわかりませんが、私もびびっています。というか、遠慮しています。びびる必要もなければ、遠慮する必要もないとわかっているのに、無意識に遠慮しているのだと思います。その先は、諦めになってしまうので、なんとかそうならないように踏ん張っている感じです。
毎週月曜日に伝えているやり方は、かなり遠回りなアプローチだなとさえ思います。もっと直接的に伝えなければ、響かないんですよね。
チームという存在があるので、直接的なことを避けてきました。でも、意識し過ぎるのをやめます。
今も昔も、おじさん、おばさんと若者の溝は埋まらないのかもしれませんが、今の世代は特になのかもしれません。
ハラスメントを肯定するものではありませんが、私が若い頃に比較すると、自分で自分を律することができない人は、どんどん置いていかれるような状況ではないでしょうか。
今の人たちは、余計なことで悩まずに、仕事は仕事。プライベートはプライベートで分けることがしやすい。
自分らしく生きている。生きた心地がする。人生が充実している。
今は、楽、楽しいかもしれません。
ただし、「若手」と言われる時期を抜けたらどうでしょうか。
絶対に抗えないのは、加齢です。
人は、一年に一回、必ず年齢を重ねます。
気がつけば25歳、30歳、35歳、40歳と歳を取ります。
誰からもなにも言われずに生きてきた自分とは、一体何者になれるでしょうか。
どれだけ魅力的でしょうか。
自分が素敵だなと思う人に付いていくことはできるかもしれませんが、あなたに人が付いてくることはあるでしょうか。
そもそも、素敵だなと思う人に付いていきたいと思っても拒否されてしまったら叶いません。
自分さえ良ければ周りは関係ない。と思うのも価値観の一つです。否定しません。ただし、その考えだとマリサには合わない、周囲のメンバーに悪影響なので他の選択肢を早めに考えることを勧めます。
もう若手(一般的には30代からかな)の域を出ているのに、足りないことの多いメンバーは正念場ですよ。
相当の覚悟を持ってください。
なぜなら、もういろいろ凝り固まっているから自分を変えるのはほぼ無理なんですよ。残念ながら。ここを自覚してください。
最終的には、
ただの痛い人。
境界線にいませんか?大丈夫ですか?
他人から言われようが、言われまいが、自分を律することは重要ですし、最終的に自分の人生は自分で切り拓かなければならないのですが、それでも所属している組織で受ける影響は大きいと思います。
耳にタコができているかと思いますが、マリサのメンバーにはどこにいっても通用する人間になって欲しいから、改めて遠慮しないことにします。
その第一弾が、飲み会に対する姿勢です。
仕事と飲み会って関係ある?
と言いたいですよね。私はあると思っています。アルコールを摂取すると本性も出やすいです。
あのような場で周りが見えない、気を遣えない人間は、結局自分のことしか考えてないんです。
利他ではなく利己です。そんな人間に誰が付いてきますか。
マリサのバリューにそんなこと書いてありますか。
いなかったメンバーもいるので、これ以上は深掘りしませんが、チャットワークに送った内容含めて、よーく振り返ってみてください。
そして、いい機会なので、もう一つ明確にしよう。
あなたはなぜ、マリサにいるのか。を。
こちらも魅力的な人になってほしいので伝える覚悟を持って、遠慮せずにいきます。だから、覚悟してください。これは、バリューにもある通りいつも通りです。
でも、そんなわざわざ面倒くさい方を選ぶのだから、マリサでどうなりたいのか、今後の人生どうしたいのか。は、明確にしていきましょう。そして、それを是が非でも叶えよう。
「新規事業をやりたい」「チームを持ちたい」「幹部になりたい」「年収をいくらにしたい」「起業したい」「フリーランスで働きたい」「転職したい」「有名になりたい」「今の仕事を誰よりも極めたい」
なんでもいいです。
明確になればなるほど、アドバイスや提供できるチャンスも明確にすることができます。
「今は目の前のタスクに集中」なんていう言葉に逃げないで、おぼろげでもいいから野望を持ってほしい。
マリサという箱を通じて、その野望に近づくためにはどんな経験を積めばいいのか、どんな人ならその域までいけるのか、一緒に考えていきましょう。
もっと言葉を変えると、
逃げるな。
置きにいくな。
勘違いして、徹底的にやりきれ。
ということかな。
私が実現したいMVVはもちろんのこと、10億という定量的な目標を実現するために、マリサにはメンバーのみなさんがいます。でもそれは、私軸の話であって、みなさん軸の野望を持ってほしい。
もしも、そこがあまりにも乖離するのであれば、その時はマリサを離れるべきタイミングなのかもしれません。
私には私の人生があるように、これを読んでいるあなたにはあなたの人生があります。
どれだけ苦しくても向かっている方向が一緒なのであれば一緒に仕事をするべきだし、そうでないのであれば、一緒に仕事をするべきではないのです。
だから、私も遠慮するのをやめるから、これを読んでいるあなたも遠慮するのをやめてください。
追記
イチローの話はこちらからある程度読めます。