秘伝のたれの作り方
こんにちは、吉武です!
前回のnote「思い込みは危険、独りよがりな事業つくり」はいかがだったでしょうか?
今回は「秘伝のたれの作り方」についてお話ししてみたいと思います。
組織や事業の成長フェーズにいる人
営業や支援内容の型化/体系化に課題を感じている人
若手やチーム全体のレベルアップに取り組むリーダー層
業務効率化や個人のスキル向上に興味があるビジネスパーソン
上記に当てはまる方には、今回のnoteの内容が自社のナレッジ蓄積や成長戦略の助けとなり、他社との差別化や成果を最大化するためのヒントになり得ると思います。
是非読んでみてください。
セールスアセットの文化
弊社では、日常業務で無意識に行っている行動や工夫を言語化/型化する文化を育て、それをメンバー内で共有財産として活用する文化が根付いています。
個人スキルを延ばすだけでなく、他のメンバーが再現性を持つことで企業全体能力の底上げを意識しているのです。
実際、このドキュメント化(文字化)/資料化文化は、とある師匠から私へ、私からメンバーへと継がれています。
ある日、師匠からこんなことを言われました。
「皆がみんな、りきさんのように出来るわけじゃなくて、りきさんは自分が思っている以上に"無意識"に色々なことを並行して、実行しているということに早く気が付いた方が良いんじゃないかな〜」
この言葉を頂戴してから、私自身が行っている活動を洗い出し、どんなことを意識しているか?を振り返ってみました。
こうして俯瞰してみてみると、自分自身が思ってた以上に、マルチタスクで同時進行に、無意識に複数の事象を意識しながら、業務を推進していることに気づきました。
それと同時に、より細かく細分化して、”無意識”部分を言語化、マニュアル化していかないと、到底、他の人は真似や学習ができないということを再認識したのです。
今となっては、メンバーが全ての業務フローをクオリティ高く実施ができるので、私自身、会社の経営や事業の全体戦略を考えたり、仕組みに時間を使うことができるようになりました。
秘伝のタレの具体的な事例(自己紹介編)
具体的なドキュメンテーションや秘伝のタレの作り方のイメージを共有ができればと思っております!
自己紹介ですが、自己紹介シートを必ず事前に作成しておいて、経歴や趣味、自己キャラクターが伝わるような資料を用意します。
何のプロなのか、これまでにどのようにスキルを習得してきたのかが簡潔に伝わるように意識しています。
特に私は出会ってからの時間が浅い人や、(そもそも自身の年齢が若いので)まずは私自身を、”正しく”知ってもらうことに重きを置いています。
自己紹介自体はおおよそ画一的なものに捉えられがちですが、先方の背景に応じた話題選びやストーリーの切り取り方、資料を用意する手間など、細部への配慮が信頼構築の鍵となります。
例えば、事前に調べた情報を基に自身のパーソナリティ情報の開示量を変えることを意識していて、
・スポーツしている人であればスポーツの話をするし、
・理念を重要視している方であれば事業の起こりを話したり、
・自然と同調するよう自身のストーリーを切り取ったりコンテンツを活用して信用信頼を構築しています。
(情報はこちらが開示した分だけ、相手も返してくれると思っています。)
これらを実践することで、単なる自己紹介を超えた「信頼構築の場」として活用しています。自己紹介を先方に合わせて、ストーリー立ててお話しをすることができれば、誰もが同じレベルの信頼構築ができるようになります。
この自己紹介の流れも、誰かがまとめてなければ、1人1人差が生まれるわけで、型がなければみんな独自のやり方で再現性がないものになってしまうと考えています。
だからこそ私は、何が対象であってもうまくいっている事象を1つ型化し、体系化したり文字起こししてチェックしたりすることを大事にしています。
秘伝のタレの仕込み方
大抵のコンテンツは、いきなり完璧なものを生み出すことは難しいと考えてます。
まずは簡単に見える化して、実際の使用を経て改良され、磨いていくことで初めて良い「秘伝のたれ」に仕上がっていきます。
自分がしていることは他の人も当然出来ることだと思わない事だと、師匠にアドバイスをいただいてから、仕事をやるうえで大事にしていることを文字ベースでまずは書き出すことを意識しています。
その時からメンバーが稼働する際に大事なことは、誰でも活用ができるよう基準を整えています。
そうすることで各人が同じレベルの成果を出せるフォーマットが出来上がり、ナレッジは単なる業務ツールにとどまらず、1人の財産が会社全体の財産となる事で価値を最大化する事ができるようになります。
この取り組みの結果、弊社のサービスの全プロセスにおける知識が蓄積され、営業参謀としての基盤も整備されてきたように感じております。
スタートアップ/ベンチャー企業という資金も実績も少ない企業にとっては、サービスの核である支援内容や支援先のレベル感をいかに上げるかが事業の要となるように感じております。
「秘伝のたれ」を仕込むには、
1.無意識の行動を観察し、言語化する。
2.型を作り、チームで使用しながら改良する。
3.ナレッジを見える化し、共有財産にする。
これらを繰り返し行うことで、組織全体のスキルが底上げされ、結果として事業の競争力が向上します。
ぜひ皆さんも、自社やチームの中に眠る「秘伝のたれ」を見つけ、それを仕込む文化を育ててみてください!
来週は「見えない変化を成果につなげる方法」についてお話します。
またお会いしましょう!