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白秋『硝子切るひと』

 2024-6-20の長谷川櫂の「四季」(読売記事)に白秋の詩が紹介されていた。印象に残ったので書いておく。

「茴香酒(アブサン)のごときひとすぢ
つと引きつ、切りつ、忘れつ。」

 そう言えば子どものころ、ガラスを切る職人を見たことがあったな。ガラスを切るように忘れたい何かはあるのだろうな。

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