冷やした身体をあたためたい
すっかり秋らしい風が吹くようになりました。
空が高い。
青空がもう夏の色じゃない。
秋の気配を感じるだけで、気分的にかなり生活しやすくなる私です。
(40代主婦/お太りさま)
さて、わたくし、汗かきなのです。
夏はもう、ほんとにすごい。
例えばこんな感じ。
駅まで歩く(汗をかく)→電車に乗る(汗ひかない)→電車を降りて目的地へ(汗をかく)→人に会う(話しているうちに汗をかく)→要件が終わって帰る(汗をかく)→帰宅
おわかりいただけるだろうか。
要は、一日中汗をかいているということです。
しかも大量に。
それだけでも十分困るのだけれど、汗をかくということは、身体が体温を調節しているということじゃないですか。
めっちゃ身体が冷えるんです。それも急激に。
わーーっと冷えすぎてお腹こわしたりします。本当に困った身体ですわ。。。
夏でもあたたかいものを食べるなど、対策をすればいいのは分かっているのですが、だって夏は暑いもん。
冷たいものを食べたり飲んだりしたいじゃないですか。
(40代/欲望に負けた主婦)
ということで、夏場は汗をかきながら、身体を冷やしに冷やしております。
よくない。本当によくない。それは分かっているのです。
なぜなら、ひんやりを感じ始めるこの季節。秋。
夏場に冷やしたツケが一気にやってくるのです。
冷やしてぐったりした身体が、疲れを放出いたします。
風邪をひきやすくなったり、咳が出たり。
腰が痛くなったり。
40歳を過ぎたあたりから、より顕著にあらわれるようになった気もします。
お年頃ですかね。
実は30代後半は「冷えとり」に夢中でした。
「冷えとり」とは、シルクの靴下とウールや綿など天然素材の靴下を交互にはいて、足元から身体をあたためつつ、体内に溜まった悪いものを排出しちゃいましょうというもの。
(超ざっくりな説明ですみません)
基本は絹+ウールなどを重ね履き×2セット、つまり4枚の靴下を重ね履きします。
でも、それ用の靴下はゴムがはいっておらず、ゆったりゆるゆる。締め付け感とは無縁なのです。
しかもシルクの素材感がとっても気持ちよく、熱はこもらないのにふんわりホカホカ、極楽の気分に浸ることができます。
達人級になると、10枚以上の靴下を履く方もいて、すごいなぁーと感心していたものでした。
冷えとり自体は本当に気持ちよくて、足から身体ががあたたまるって、こんなに気持ちいいんだー!と感動をしていたのですが、次第に「靴下がないと生活できない」ということに違和感を感じ始めるように。
そして、どうしてもすぐに破れてしまう靴下を購入し続けるのも、なんだかなぁと思い始めました。
ということで、少しずつ枚数を減らし、いつしか「冷えとり」からは卒業をしていました。
しかしその後も、体調が悪いときは、冷えとりのもう一つの柱である「半身浴」をして、身体を温める工夫をしてきました。
が!
このところのメンタル不調で、お風呂にじっくり入るという行為が困難に。
詳細は長くなるので省きますが、熱気とか湿気がこもる空間にいるのが難しいのです。
いまはとにかくじっくり半身浴は難しい。
でも身体はあたためたい。
はて、どうしよう?
ということで、登場したのが。
お白湯でございます。
いつもは冬の朝の定番でしたが、今年は早々に登場となりました。
はぁ、ホッとしますねお白湯は。
いま飲んでいる薬の副作用なのか、このところ胃腸の調子もかなりイマイチ。
そんなときも、お白湯を飲むとじわっと不調がゆるむ気がします。
お白湯最高。
さらに、そろそろ登場させたいのが、朝のスープ。
前夜に仕込んでおけば、味しみしみ、滋養たっぷり。
和風も洋風もアレンジ自由自在。最高じゃないですか。
今朝、ちょうどこちらの記事を拝見したところ。
これは神さまが、スープを作れと言っているに違いない。
さっそく今夜から仕込んでいこうと思います。
お白湯とあたたかいスープのダブル攻撃で、なんとかかんとかこの季節をあたたかく乗り越えていけたら。
そんな期待をしつつ、野菜を刻もうかな。
何か楽しいことに使わせていただきます!