滝野隆浩の掃苔記
標記、今日の新聞コラムを面白く読んだ。「百歳以前」どう生きる、とある。
「土井さんの文章は、老いの日々を包み隠さず描いている。…これこそが昭和ヒトケタ生まれのオトコたちの、いまのリアルな日常なのだ。」
「お風呂入る?」のところは、谷崎の『瘋癲老人日記』でなく、わたしは反対に幼年期のころを描いた庄野潤三のある短編を懐かしく思い出した。
昔、中学生の頃だったか、学習雑誌の付録か何かで読んだ短編で、タイトルは忘れたが、印象に残っており、そのときの肌の感覚や匂いたつ感覚が思い出された。
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