ただのママが、本を出版する。 #挑戦してよかった
無名の、ただのママは、本を出せるのか？
本を書くなんて、有名な人とか、何か実績を作った人とか、所謂すごい人がやる事だと思っていた。しかし、私はどれにも当てはまらない。ただのママである。その私が、今、1冊の本を書いている。
本を書くノウハウもない。日本語のルールすら、あやふやだ。でも「書きたい」そんな想いが先走り、挑戦をはじめた。結果、まだ出版まで漕ぎ着けていないにも関わらず #挑戦してよかった と心の底から確信している。
私が本を書くきっかけは、noteによって救ってもらったからだ。2才になっても、ほとんど発語のない息子。それどころか、常に母乳を飲みたがり、食事もままならない。娘も生まれたばかりのワンオペ育児。
そんな状況に、私は、ほとほと疲れていた。
💭自分の子が発達障がい？
💭え、発達障がいってどういうこと？
💭もし発達障がいだとして、この子はこの先どうなるの？
💭とにかく、療育を受けさせたい。
💭療育を受けたら、この子は変わる？
💭娘も生まれたばかりで、ヘロヘロ。無理。
💭私がな〜んか社会に馴染めなさを感じているのって、自分がASDだから？
こんな疑念ばかりで、産後うつにもなりかけた。その頃、noteでたくさんの方にアドバイスをもらい、励ましてもらった。今、前向きに子育てが出来ているのは、紛れもなくnoteで出会った皆さんのお陰だ。
次は自分が、過去の自分のような想いを抱えているママパパに寄り添えないだろうか。そんな想いが、私を本の出版へと向かわせた。
本の内容には迷わなかった。「息子が発達障がいではないか？」と疑念を抱いている時に、最も心の支えになったのは、先輩ママパパさんのアドバイスと経験談だ。だから、インタビューをして1冊の本にまとめようと考えついた。
インタビューする相手にも迷わなかった。「発達障がいの情報を必要な人に届けられますように」そんな願いを込めて作った「凸と凹の共同運営マガジン」というのがある。
メンバーになって下さった方は、発達障がいを受け入れ、ご自身が活躍したり、お子様をサポートしたり、晴らしい知識・経験・思考をお持ちの方がたくさんいらっしゃった。インタビューするなら、この方々たちだ。
こうして、先輩のママパパや発達障がい児の支援をする方々に、お一人ずつじっくりお話を伺って本にまとめている。編集していて、一言。
タメになる話ばかりである。
「過去の自分のような想いを抱えているママパパに寄り添えないだろうか」と思ってはじめた書籍化企画だが、今のところ１番恩恵を受けさせてもらっているのは、この私だ。
子育てにすぐ活かせるアドバイスは、すぐに実践した。そしたら新たな疑問が出て、それも質問させて頂いた。すると、更に深いエピソードも伺うことが出来て、ますますタメになった。
去年の運動会で大泣きした息子が、今年の運動会を笑顔で楽しみ「うんどう、またしたいな！」（運動会、またしたいな！）と言うまでになったのは、確実に、アドバイス頂いた事を実践したお陰だ。
また、息子の将来に抱いていた漠然とした不安も随分小さくなった。障がい児の将来の選択肢が具体的に見えてきたからだ。断片的な知識ではなく、1人の幼い時からのエピソードと合わせ聞くから、説得力が生まれ安心に繋がる。
イバラの道に思えていた息子の行き先が、舗装された道へ、整備されたようだ。
見通しがたつと安心する。
安心すると、子育てに余裕が生まれる。
今だけに集中して、子供と向き合える。
それが一番大事なことかもしれない、と気がついた。
本の出版までは道半ば。インタビュー内容を順番を入れ替えたりしながら分かりやすくまとめる作業は、思ったより素人には難しかった。
また、複数人にインタビューしているため、一冊の本としてのまとまりを考えるのは、もっと難しくて苦戦している。それに加え、引越しなど様々な外部要因もあり、予想以上に時間がかかってしまっている。
それでも、私が救われたのと同様、同じ境遇のママパパのタメになると信じて、これからも地道に取り組み続けたい。出版という夢が、叶う日まで。
【本の出版に際し、ご協力して下さっている方へ】
この場を借りて、心から御礼申し上げます。出版まではまだ時間がかかりますが、気長にお待ち頂ければ幸いです。
また、今後、インタビューを依頼する方もいらっしゃいます。その際は、どうかご協力頂けますと幸いです。
私が皆さんに救われたのと同様、皆さんの経験と知識・思考が同じ境遇のママパパを救うことになると思うんです。
だからこそ、何卒、何卒、ご協力頂ければ幸いです🙇♀️
どうぞ、よしなに。
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