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育休取得によって考え方が変わった [2023/11/30 #011]

どーも、理系パパです。私は10月から育児休業を取得しており、3か月間子育てを中心の生活を送っています。今回は育休を取得してよかったと思うことを書きたいと思います。

まず背景として、家族は私、妻、子供3人(長男5歳、長女2歳、次女0歳)で都内に住んでいます。妻は医療関係の仕事をしていましたが、私の転勤と次女妊娠をきっかけに仕事をやめ、現在は専業主婦をしています。また私、妻はともに大阪出身で、両親とも遠方に住んでおり、普段のヘルプは期待できません。3人目を出産するタイミングで、物理的にも家庭が回らなくなるという意味でも、育休取得は絶対条件という感じでした。

育休を取得することで良かった点の一つ目が、自分の中の優先順位を仕事から家族へ転換するきっかけになったことでした。妊娠が分かって、安定期に入ったころ、職場の上長に妻の妊娠と育児休業の取得を考えていることを報告しました。その時に上長が言った言葉は心に残っています。「長年会社員生活をしていて、数か月の育児休業なんて、後から考えると何のマイナスにもならないと思う。それよりも家族生活を円満に送るためにも是非パートナーのサポートをしてあげて欲しい。」この言葉は育休を取得することにネガティブイメージを勝手に感じていた私の考えを少し変えてくれました。そして、これまでは仕事を第一に考えていた自分の中での優先度を、より家庭を第一に据えるべきと決心するきっかけになったと感じます。

一方で、自分のいる部署のメンバーは非常に育休取得に協力的で、改めていい会社だなぁという思いを強くした点も良かった点として挙げられます。私は現在の部署に4月に異動してきたばかりで、ようやく独り立ちできてきたタイミングでの育休ということもあり、職場での期待を裏切るような形となりました。にもかかわらず、嫌な顔一つせずにサポートしていただいた職場の方々には感謝しかありません。先ほどの上長の言葉や職場のメンバーからの声かけにより、復帰後により会社に貢献せねばという思いが強くなったと思います。

良かった点の三つ目は、これまではっきりとは見えていなかった妻の協力が可視化されたことです。育休に入る直前は私も仕事がバタバタしており、家に赤ちゃんを受け入れる準備は妻がある程度整えてくれていました。その忙しい中、入院の際に私がスムーズに子供たちの世話を引き継げるようにと、様々なやることリストを備忘録として作ってくれました。その中には、日々の幼稚園の準備(平日と週明けそれぞれの登園時持ち物)、習い事の宿題や持ち物など、赤ちゃんを受け入れるための準備(オムツ、衣類、ベビーベッドなどの手配)、冷蔵庫の中身(期限の近い冷食など)などなどがありました。このリストを見ると、普段私がいない間にどれほどの家事や子供の準備などをやってくれていたかが可視化され、改めて自分が仕事に注力できるのが妻の支えのおかげなんだなぁと実感しました。

そして、四つ目にして最大の良かった点は、妻や子供と心に余裕がある状態で過ごす時間を得られたことです。育休を取っていると普段仕事で家を空けている時間(朝7時~夜7時)を育児や家事に向けることになります。仕事のことを考えなくてよいというアドバンテージは大きく、心には非常に余裕が生まれたと感じます。心に余裕があると、子供が悪さをしても比較的穏やかにやり過ごすことができ、家庭内に流れる時間がこれまでより穏やかになったと感じます。このような期間が数か月持てるということは、仕事復帰後のキャリアへのマイナス要素と比べてもあまりあるくらいの価値があることだと思っています。育休復帰後も仕事の優先度を少し下げて家族との時間のプライオリティを上げたいと思うきっかけになりました。

私の家庭では妻が専業主婦で、会社も育休に前向きというプラス要素があったため、比較的心にもゆとりのある育休生活を送られていることは百も承知ですが、育休取得前後で心の変化があまりにも大きかったため、このようにnoteで記録しておこうと思いました。育休取得を迷っている方は是非、短期間でも取得を前向きに検討頂きたいと思います。

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ではまた!

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