にほんごのふしぎ:死語と死語との境界線
年長者ともなると単語のアップデートが難しい。
ファッション系単語などはジーパン? ジーンズ? デニム? どれが正解なのかいまだにわからないし、チョッキ(←さすがに死語か)、ベスト、ジレ(だっけ?)とかパーカーとフーディ? とか知らんがな。
でもファッション系はまだいい。自分がオシャレ(シャレオツ? オシャンティ?)の話するなんてことはほぼないから助かる。リアル知人が少なくて良かった。
日常会話の日常用語は少々始末が悪い。例えば帰り際に「ドロンしま~す」とかあえてレトロな流行語をギャグっぽく使うと発話者のキャラによってはそのフレーズを知らない人からも面白い言葉…なんて思われる一縷の可能性もあるかも? そんな感じで「一周回ってる感&それを自覚してる感」がポイントかと思ってた。あと周りの反応がダイレクトに分かる(ポカーンとされたらこれは伝わってないな、とか学習できる)から、まだマシといえばマシ。
しかし。ネットがこんなに発達してる時代だと、どこが時代の一周ポイントかわからん! SNSではいろんな世代の人いるし流行語のスパンが加速してるし文化圏が細分化してるような気がするし、おまけにダイレクトな反応見えないし。
だから中高年が死語を使っていても生暖かい目で見守ってほしいものです。許してちょんまげ。
※操作ミスで消してしまった文章を修正して再掲したものです
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?