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〚2度目の新築備忘録 4.建築会社の選び方は難しい〛

今回は設計士も決まり、建設会社を選ぶ話です。普通は設計士さんがこれまで施工をお願いしてきた工務店、建築会社に依頼することが普通です。何度も一緒に仕事をしてるでコミュニケーションもとりやすいし、仕事ぶりもわかっているから進めやすいのです。
しかし、今回は設計士さんがお付き合いしてきた建築会社が新築は取り扱わなくなって、リフォームだけの取り扱いになったとのことから、建築会社を新規に探すことになりました。

設計士さんがネットで探してあたりをつけた、いくつかの会社に設計図面を送り、見積書を出してもらいました。
前提条件は設計士さんの図面に、高性能住宅品質の承認が得られるレベルでお願いしました。設備はわたしの希望でトイレとキッチンはTOTOを指定した以外は、設計士さんの提案設備でお見積りをお願いしました。

会社によって、大工工事や基礎工事、左官工事、外構工事たど、見積りの区分の仕方が微妙にちがうので、そこは建築士さんに各社と意見交換してもらって、ほぼほぼ横横で比較できる一覧表を作成してもらいました。

そして、予算のなるべく安い会社を選ぼうとおもいました。予算の相場を知りたかったので、都内で戸建て販売トップクラスの有名なO社にもお見積りお願いしました。

選考の過程を書きます。
今回の外壁デザインは壁が斜めに造作するところがあるのてすが、M建築会社さんは大工が造作できないから普通に壁を縦にした設計に変えてきて、設計士が呆れてお断りしました。

K建築会社はお値段的に他社より400万円高かったのでやめました。予算2300万円以内と伝えていたのですが、他社より大幅に高かったです。同じ設計図なのに、設備の仕入れ値や下請け業者によって、思った以上に金額に開きが出たなというのが感想です。

都内トップクラス売上のA建築会社は、工事区分がざっくりとしか分かれてなくて独特の形式の見積書でした。なので他社と総額位しか比べられませんでした。A建築会社の建売物件はリーズナブルな価格で人気でしたので、見積りに期待していたのですが、価格は決してお安くないのです。
ほぼ、他の会社と同じレベルです。むしろ、工事中は建築士の監理を受け付けない自社基準で工事を進めるので工事への注文が聞き入れられない懸念があるので、建築士の意見としてここは避けたいとのことでした。
なぜ建売と違ってお値段が高いのかの理由を建築士から営業マンに聞いてもらったところ、TOTOをはじめとした設備指定があることと、天井が無垢板の勾配天井かつ塗装仕上げだったり、外壁が斜めの造作になっていたりとA社の標準から異なるところがコストを跳ね上げているとのことでした。これらのオプション代金だけで、基本工事(坪36万円)にプラスで850万円になります。更に建坪30坪未満だと190万円の規模割増料金がかかります(笑)。
つまり、A社の仕様の標準設備と設計と壁紙を含めた内装に拘なければお安くなるとのこと。
そうした訳で、こちらも対象外になりました。

選択肢は消去法で、ある1社に決まりました。
都内で建築会社をされていて、もともと社長が一級建築士だったのが建築業に業態変更された経緯のある会社でした。
社長に建築士と一緒に3人でお会いしました。初老でスタンドカラーシャツを着たおしゃれ好きな感じです。雰囲気は経験十分といった自信満々で話好きな感じの社長さんでした。
施工事例も豊富で、価格もコンペの中で中間くらいでした。早く建て始めないとローン期間も短くなります(多くの金融機関は最長が80歳未満)ので、他は当たらず、こちらでお願いすることにしました。

初対面の印象はよかったのですが。
^^;

つづく。






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