見出し画像

【019】レアジョブでフィリピンの英語の先生とダイバーシティについて話した時のちょっといい話

レアジョブとは何の利害関係もない、ただのいちユーザーですが、先日のちょっといい話です。※アフィリエイトリンクもないよ

リモート生活になってからの学習習慣の一つとして、オンライン英会話を続けています。毎日一本のニュース記事を読んで、フィリピン在住の先生と30分のディスカッション。幅広いジャンルの記事に対して英語でディスカッションができるので、毎朝のルーティンとして楽しんでいます。

先日用意された記事は、 ”Facebook owner Meta unveils $1,500 VR headset: Will it sell?” というメタバースに関する記事だったのですが、それについてディスカッションした時の話です。

先生から「メタバースがより実用化した時のメリットとデメリットをどう考えますか?」という問いがあったので、

私は「ダイバーシティの問題が解決されると思う」とこんな意見を言いました。(ちなみに以下全部英語ね)

「今も匿名IDでコミュニケーションができるようになっているので、例えばTwitter上では性別も国籍も年齢も、障害の有無も問われない発信ができる。ブロックチェーン技術によって、匿名IDでも経済的な活動が可能になる。加えてメタバースが、さらに身体的制約もフリーできるなら、匿名IDでできる経済活動がさらに広がると思う」

先生は「めっちゃわかる!」と賛同したあとに、自分の体験を話しました。

彼女が、レアジョブの仕事を始めた時の必修研修に参加した時の話でした。大勢の教師予備軍が会場に集まっていた中に、下半身マヒの障害をもつ女性もいたそうです。彼女は知的な能力は英語の教師としては全く問題のない人だったけれど、オンラインの英会話教師の仕事がなければ、他に働く機会を得られなかったかもしれない。障害のある人に就業機会を作っているような素晴らしい会社で働けることを誇りに思っている、ということでした。

インターネットの技術の進化が、ダイバーシティを解決している実例が身近にあるので、メタバースがさらにその可能性を広げるという意見には賛成!というリアクションを受けて、会話は25分では足りないほど盛り上がりました。

そう言われてみると、英語の先生とのコミュニケーションではモニター越しに見える首から上の姿しか見ていないので、障害を持っている先生がいらっしゃっても全くわからない。障害があったとしても、学習には全く問題ない。

なるほど、このサービスがフィリピンに雇用機会を創出しているということは認識していたけれど、障害まで無効にさせるような価値を生んでいるんだなと、遅ればせながら知りました。そして、社員がこうして誇りを持って働いている職場は素敵だなと思ったのでした。

今日もまた、ただの感想でした。

写真=ドバイのフェスティバルシティの屋台広場?らしき電飾が可愛かったので(2022年5月撮影byじぶん)


いいなと思ったら応援しよう!