エルダーフラワーの発泡酒を仕込んでみた
我が家のエルダーフラワー(西洋ニワトコの花)が満開なので、藤のコーディアルと同じ方法で発泡酒を仕込むことにしました。参考にしたレシピでは、2から3%のアルコール分になるとのことなので、発泡コーディアルではなく発泡酒と呼ぶことにしました。
イギリスでは、同じように花を発酵させて作る飲み物を「エルダーフラワーシャンパン」と呼んでいるみたいです。
我が家のエルダーは、葉っぱが黒くて花がピンクのおそらくブラックレースと呼ばれる種類です。こちらのサイトにこの種類も花は食用にできる、しかもピンク色でステキ、とか書いてあったので、これでいくことにしました。
藤の花と違って、1つ1つが小さいので、花だけ集めるのは、かーなーり面倒です。しかも洗ってから取ろうとすると、さらに厄介です。
花と実以外には毒がある、と書いてあったので、結構真剣に取り除いたのですが、つい先ほど北欧のエルダーフラワーコーディアルの作り方ビデオを見たところ、思いっきり花以外の部分も煮込んでいました…。煮込むなら大丈夫なんでしょうか…?
花だけを集めたので、1カップでギブアップ。
水2カップと砂糖1カップを火にかけて、沸騰させないで溶かした時点で火を止め、花弁を入れたガラス瓶に注ぎます。そこにレモン果汁1/4カップを加えて、よーくかき混ぜ、空気の通る布で瓶の口を覆い、輪ゴムで止めます。
12時間ごとにかき混ぜ、5日から7日間で完成とのこと。
本日4日目ですが、気温が高いからか、花に酵母が多いのか、藤で仕込んだ時とは比べ物にならないくらいの激しい発酵具合で、かなりブクブク泡立っています。
匂いもかなり強烈です。いい匂いですが、なんせ強い。完成品をウォッカに合わせると「サンジェルマン エルダーフラワー リキュール(St.Germain Elderflower liqueur)」みたいになるそうですが、こちらも飲んだことがないので、どんな味なのか想像付きません。アマゾンサイトによると「パリのエスプリを纏った」ものだそうで…。いやはや楽しみです。