病院へ。

寝たきりが続き、仕事は行けません。強制的なお休みでした。
職場では、お休みが取りづらく、自分や家族の病気看病で休むと、菓子折り持ってお礼する儀式もありました。 自分のための休日を取るなんて、あり得ない、お休みは、悪。というイメージです。上司からも、おばあちゃんはいないの?シッターさんに頼めないの?と、言われます。残業できないと、仲間はずれの雰囲気です。

よく耐えたなぁ。

寝ていても、仕事のことが頭から離れません。

一週間過ぎたころだったかな、病院へいかないかと家族から話がありますが、踏み切れず、そのままになっていました。
職場はお休みですが、このままでは欠勤になるとのことで診断書が必要と言われました。

精神科、メンタルクリニック、という、元気な自分とは縁遠いと感じていた場所へ行く事を検討し始めました。

家族に説得され、お願いされて、付き添ってもらって渋々行ったのがメンタルクリニックでした。

そこで、思いもかけない自分と出会います。
医師に、話す言葉が止まらないのです。泣いて泣いて話して。止まらないのです。泣き叫んでいた感覚も残っています。

振り返ると、申し訳ないくらいに泣いてました。

また、きてください。

そう医師から言われ、長い通院生活が始まりました。

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