一人目人事のあの人は今(6ヶ月後編)
お久しぶりです。お元気ですか?
毎月書こうと思っていたnoteですが、気づけば6ヶ月も経っていました。月日の流れる早さに震えています。
この半年間は本当にいろんなことがありました。いろんなことがありすぎてもう記憶が・・・というレベルなのですが、備忘録も兼ねて書いていこうと思います。
全てをやろうとして無理を悟った3ヶ月間
リソース(時間と体力)は有限である
一人目人事ということもあり、人事に関わるほとんどのものが手付かずの環境でしたので、私としては本当に夢の状況でした。
「あれもやりたい!」「これもやりたい!」と今までの会社では実現できなかったチャレンジを全てやろう!と入社してから数ヶ月はかなり息巻いていたと思います。
採用広報ではPodcastをはじめ、イベントも他社さんにお声がけをして実施、採用フローも定義化しつつ母集団を形成するためにエージェント様とのご契約を拡大しようと、どれもやることでLTV(弊社バリューの一つです)であることを取り組むのですが、どれもあまり効果が出ない。。。
それもそのはず、一人しかいない中で日々の業務をしながら上記を全て進めると、寝る間を惜しんでも一つにかけられる時間が限られます。
どれも社内で初めての試みが多かったため、PDCAをたくさん回す必要があるのですが、Dまで進むもC以降まで手が回らないのが現状でした。
(ご連絡お返しできていない方いらっしゃいましたらごめんなさい、この場を借りてお詫びします(土下座))
「やらないことを決める」が課題だった半年間
やらないことは3タイプある
3ヶ月経った自分にパフォーマンスが出ているのか不安になった自分は手探りではありましたが、「やるべきこと」ではなく「やらないこと」を洗い出し始めました。
今思うと当たり前なのですが、「やった方がいいこと」などたくさんあるので、「本当にやるべきこと」を見極めないといけなかったんです。
結果としては下記3つを「削る」ことを決めました。
中長期的に効果が出る施策
すぐ対応する姿勢
カスタマイズしすぎた選考(運用)フロー
中長期的に効果が出る施策
これは採用広報や採用マーケが該当しました。工数がかかるものの短期的な成果につながらない、ないしは短期間での効果検証が難しいものは「今はやらない!」という判断をしました。(マイクを眺めながらごめんねと呟く)
まずは採用フローの定義化、エージェント様とのお打ち合わせやリファラル促進のためのコンテンツ作りなどに注力し、短期的な目標を達成できる環境構築に舵を切り直しました。
(ちなみに今は体制も整い、公式noteからリリースをスタートしました!みんな見てね!)
すぐ対応する姿勢
これが一番根深かったのですが、一人目人事やベンチャー企業で働いている人事の方々は勇気を持って社内連絡ツールの通知を1日何時間かだけでも切ってみることをお勧めします。
当時の私は人事が一人目であり、社員からもRPOの方からも候補者の方からも常に連絡やメンションが来る状態でありました。
朝8時からお返事や回答をしているのに、20時をすぎてもまだ終わらない、お返事をすればするほど追加の連絡がくる、、、毎日。
疲労感は溜まるも人事として進めるべき仕事は何も進んでいない、、、という日々が続き課題感だけが積もっていきました。
どうしても「候補者様を待たせたくない」という気持ちからなかなか改善できない状況が続きました。
今振り返ると、その場の回答よりも「私以外が回答できる・判断できる環境」がLTVであると気付き、勇気を持って通知を切り、マニュアルやフロー作成に専念してから世界が変わった気がします。
(3ヶ月で20本以上のマニュアルや運用フローを作成しました。卒論を書いたことない私が、、、よく書いたな、、、)
カスタマイズしすぎた選考(運用)フロー
候補者様それぞれにマッチした選考フローは素敵なのですが、今まで事業部で全て対応してくださっていたこともあり、人によってご連絡方法がバラバラだったりと、HRで管理対応がしづらい環境でした。
それにより、誰かが対応漏れてもHRや周りで気付けないという課題があり、ここは一定のルールを入れることで、自由度は下がりますが候補者様にご迷惑をお掛けしないフローを運用することとなりました。
その結果と半年後
記事に書いているぐらいなので皆様の予想通りですが、結果としては良かったです。
始めた当初は、「ああ、メンション来てる、、気になる。。。」ということが続きますが、ここを心を鬼できるか否かが分かれ目です。
(緊急対応や候補者様からのご連絡は別です)
上記を注力した結果、
運用フローの多くを策定できた
情報やフローが属人化しないことで、RPOの導入やフリーランスの業務委託の方にジョインいただいて業務分担ができた
候補者様に漏れなく対応できるようになった
Wチェックなどができる体制になり、チームで抜け漏れを防ぐ対応ができるようになった
採用以外の業務に時間を使えるようになった
採用活動に私の全ての時間を投下しなくても進むようになったので、採用広報や入社後オンボーディングなどの施策を進められるようになった
となったので、取り組んで良かったなと思っています。
特に感慨深かったのが、私が体調不良で1週間お休みをしたときに一件も選考が止まらず進んでいた時です。
(なんなら私がいない1週間で内定のご承諾が3件あり、新たに2件もオファーが出ていた。)
まだまだ、社内エンゲージメントや入社オンボーディングコンテンツ、シリーズA企業の採用のコツなど記載していきたいですが、それはまた次の記事で。
最後に、ログラス、絶賛採用中です。
上記好調に見える書き方をしておりますが、まだまだやるべきことは山積みです・・!!!
0から作るものばかりなので、一緒に偉大なる企業を作っていきましょう!!!
そして、一度「今は、やらない」と諦めた採用広報が始動しました!!!もう!是非見て!
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