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ログラスで初めての産休を取得した一人目人事のお話

こんにちは。
GWもあっという間に終わり、5月病を感じる間もなく慌ただしい日々を過ごしているりかさんです。

「あれ?noteお久しぶり?」と気づいた方、さすがです。
実は先月まで育休をいただいており先日復帰しました。ただいま。

今回のテーマ

せっかくだからnoteを書こうと思い筆を持つならぬタイピングを始めたのですが、

  • (一人目人事のお悩みあるある)二人目人事の採用が決まり、その後2ヶ月で一気に人事社員が4名増えて育休前に人事組織が出来上がったお話

  • シリーズAのスタートアップで産休に入るにあたり意識したこと(お仕事・キャリアなどなど)

  • 初めての育児で苦戦したことと、スタートアップ育児コミュニティを創設したお話

などなど書きたいことがあふれてしまったため、
このnoteは
「シリーズAのスタートアップで産休に入るにあたり意識したこと」
について書こうと思います。
他のテーマは別noteで書こうと思うので、ご期待ください。

このnoteは誰のお役に立てるか?

  • スタートアップで働いており、将来的に妊娠出産を考えている方

  • パートナーと妊娠出産のスケジュールを具体的に考え始めたが、何をしたらいいかわからない方

いつから意識し始めた?

いつ会社に伝えたの?

よく「これから子供を考えています」という方に質問されるのが
「いつから会社に相談したか/伝えたか?」
です。

わかります。
プライベートなことですし、そもそもタイミングは神のみぞ知るなので上司や会社に伝える時期って迷いますよね。

ちなみに私は
「オファーを受ける前にお伝えしていました。」
※妊娠報告ではありません。今後妊娠出産を考えているという考えをお伝えしたという意図です。理由は以下です。

なぜそんなに早く伝えるの?

人事職を10年前後経験している身からすると、このような類の意向は喫緊のサプライズでお伝えする方が、上司や会社からネガティブリアクションを受けるケースが多いなと感じていました。

おめでたいことであることは間違いないのですが、
産休までの残り時間が少ないと会社や上司は引き継ぎや後任、組織体制をどうするかなどお仕事面に意識がとられてしまって、ポジティブリアクションをうっかり忘れてしまうことが多いという印象です。

なので、私はオファーを受ける前にCTOの坂本に
「私の年齢的にも数年以内に妊娠出産をしたいと思っています。その間は確実に会社に貢献できない期間が発生してしまうため、これからシリーズAを目指すログラスにとって私が一人目人事になるのはマイナスになるのではないかと懸念しています。なので、そのリスクも加味してご判断ください」
とお伝えしていました。

そのような中でも、「私たちはそれでも、りかさんに来て欲しいと思っています」と回答した布川と坂本には心から感謝しています。ログラスに入社してよかったです。

引き継ぎのタイミング

いつから準備を始めた?

具体的な引き継ぎのタイミングですが、私はまず

  • 後任(二人目人事)に来ていただく/採用する

から始める必要がありました。
そのため、まだ何のコウノトリさんの予兆もない時期から

  • 二人目人事の採用活動

  • 自身が行なっている業務の棚卸しと引き継ぎマニュアルの作成

を行なっていました。
もともと会社の方針も「人事は複数名体制にしよう!」と決まっており、「なんで後任を採用するの?」とはなりませんでしたので、自分の中でデッドラインを強く意識して取り組んでいました。

よく論争になるのが「引き継ぎや後任は会社が考える/対応するべき!」論です。
私はこの論も一理あると思っているので、否定するつもりは全くないですし自分のやり方を強要することも一切ないです。

私はどちらかというと、自身がお休みに入る時に自分も会社も気持ちいい状態で社員が笑顔で送り出してくれるといいなと考えていたため、自分でできるところまでやっておこうと取り組んでいました。

ちなみに上記二つを聞いたときに皆さんが重要視されるのが
「二人目人事の採用活動」だと思いますが、実は大変なのが
「自身が行なっている業務の棚卸しと引き継ぎマニュアルの作成」です。

自分の仕事を全て言語化して、他人が読んでも疑問なく業務に取り組めるレベルのマニュアルを作るのは大学の卒業論文を書くより大変かもしれません。
ギリギリに取り組むと地獄を見るので、夏休みの宿題と同じく毎日コツコツ作ることをおすすめします。

結果どうなったの?

ありがたいことに産休に入る前までに

  • 4名の人事の採用決定

  • 産休に入る前に自身の業務の完全な引き継ぎを完了

をし、「りかさんしか知らない!」という業務がほぼ0の状態を作ることができました。

最後の一週間は穏やかな表情でみんながお仕事をするのを微笑みながら見守るぐらいだったので、心穏やかな産休スタートを切ることができて母体にもよかったです。

想定外のポジティブサプライズも!

産休の一ヶ月前から引き継ぎが進み後任の方が全社員の前に出る機会も増えたので、全社員も徐々に「りかさんがお休みに入るぞ……!」と感じてくれていたようでした。

その結果(?)出社最終日に「りかさんを囲む会」を実施してくれました。
幹事はなんと別部署の方であり、代表の布川や坂本はもちろん40名以上の社員も参加してくださり、ログラスは本当に温かいなぁと嬉しくなったイベントです。

ある日企画された「りかさんを囲む会」この文面からも社員の皆の温かい気持ちを感じて嬉しくなりました。

サプライズで素敵な色紙やプレゼントまで用意をしてくれて、本当に嬉しかったですしきちんとやりきってお休みに入って本当に良かったと思いました。

なんと!全社から寄せ書きをいただきました!
帰って読んで感涙したのは内緒です。今でも読み返して元気をもらってます。
素敵なプレゼントもいただきました。
ログラス一センスが光るセールスマネージャーがオススメしてくれたようです。


育休もこちらの都合に合わせた期間を取らせていただけたので、私の住んでいる区の関係から4月末復帰としました。

5月からは新たに組織人事としてログラスのさらなる成長を組織面から支えられるよう頑張っていきたいと思います。

最後に

妊娠中はホルモンバランスの影響や物理的に10キロ以上増えた身体の負担など女性側の悩みは尽きないと思います。
そのため、少しでもストレスがない状態でいたいと思い、できることは自分で準備を進めていました。

我が子は本当に可愛いですし人生の優先順位が変わるぐらい大きな出来事でした。ぜひ素敵な妊娠出産に向けて少しでもこのnoteが不安を拭えたら嬉しいです。

もっと最後に

ちなみにログラスは、代表も先日第三子を迎え育休取得事例が多くあります。

男性社員の育休取得が毎年複数件発生しております。
誰もお休みを取ることにネガティブリアクションはもちろんなく、各部署でお祝いグッズをプレゼントするような文化です。

昨年育休を取得した男性社員の娘さんの激カワショット。
部署のみんなからプレゼントされたロンパースがとっても似合っていますね♡

最後は恒例ですが、ログラスは絶賛採用活動中です。
まだまだカオスにあふれているログラスで育児も仕事も楽しみませんか?
オフィスで会えるのを楽しみにしています!


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