【読書おすすめ】感情は、すぐに脳をジャックする(佐渡島康平ほか)
なぜこのタイトルに惹かれたのか。7つの習慣にも、刺激と反応の間にひと呼吸置くとありますが、なかなか実践できていない。「ジャックされる」ことがよくあります。特に起床時・・・感謝に満ち溢れて1日をスタートさせたいのに、不安や恐怖にジャックされることがしばしばある…ここを解決したいです。
印象に残った点から3点
①喜怒哀楽と言いますが、人間の感情はそれだけでは表せない。解像度が低すぎます。例えば虹が何色かは、国によって数え方が異なるのは有名ですが、感情も同じように、分析的に自らの感情を味わうほど解像度が高まり、メタ認知できるようになります。
思考を整理するように、感情を細かく認知できるようになると、あらゆるアウトプットが確実に変わってくるといいます。
②感情を、こまかく「認知」する
→「受容」する(ネガティブなものも含めて)
→その上で対応を「選択」、採用していく という流れになります。
③「感情のフットワーク」を高める…詳細に認知し、受容した上で、テンポよく手放す。悶々と引きずらない
その方が「健康的で、パフォーマンスが高い」という表現を、著者はしていました。パフォーマンスって、コスパとかタイパってことかな。そういう表現も自分の語彙にはなくて新鮮でした。
自分が何を考えているか、思考については深掘りする習慣が増してきましたが、あらゆる感情をきめ細かく味わう、それによって人生を豊かに、主体的に前に進められるという考えが新鮮でした。確かに1日を振り返って、自分がどの瞬間にどんな感情を抱いていたかを振り返っては来なかったです。5分前にどんな感情だってたか訊かれたって怪しい。
さっきセルフコンパッションをテーマにした動画を見ていたのですが、やはり自分の感情に着目し、受け入れることの大切さに触れていました。思考同様に感情に注目すること、意識してみます。
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