商業出版する方法#69〜せっかくの商業出版のチャンスを逃す人、について考えてみる。

渡邉です。

私の出版サービスの窓口でもある「出版相談」や長期の出版コンサルで時々こういう話を聞きます。

「以前、◯◯という出版社の編集者さんらしき人から、”ブログを拝見して、興味があります。商業出版の話をさせてもらいのですが・・”、と連絡がきたけど、自分の中で今ひとつ乗り気じゃなかったので、お話しなかったのですよね・・・」

このように伝えてくる経営者・ビジネスパーソンの人とかがいます。
よくよく聞いてみると、出版社も大手or老舗の信頼性高い版元。
そしてバリバリ商業出版の話。


えー、めちゃくちゃ勿体無いなー!!って。心の中で叫んでいました。


なんで一度話だけでもしてみなかったの?どうして断っちゃうのかな〜って思います。


それでいて、今目の前で「やっぱり出版を・・・」とか言っちゃってる。。
このシチュエーション、完璧に一度あったチャンスを逃している、と言わざるを得ないんですよね。

えとですね。
気乗りする・しない、ではないです。
出版社から声をかけて欲しくても、かけてもらえない人ゴマンといます。
実力あるビジネスパーソンであっても、本を出してもいいくらいのレベルにある人でさえも、です。


そんな中をくぐり抜け、編集者に選ばれようかとしているのに、「なんかピンと来ない」「気乗りしない」とか言っちゃって断る。
でも後から「やっぱり・・・本出せるのかな?出したいし」みたいな?

いえ・・・まあ、いいんですけどね。
あなた自身のお気持ちは尊重します。
でもね。一つとても大事なことを言わせてください。


2度目はない。


そういうことです。

 
「チャンスが目の前に来ているのに、掴めない。。」
ってこんな人たちのことを言うんだなあ〜と、実感させられる出来事です。


こうした場合に必要なのは、とりあえず「乗ってみる」ってことですよ。
よく言われているじゃないですか。

 
乗りもせず、考えもせず、自分の気持ちの「ノリ」だけに任せて動くとこんなすれ違いも起こりやすい。


商業出版は「あなたの本を出版します!」じゃないですから。


向こうからやってきた波やメッセージにいかに敏感にキャッチできるか。めっちゃ大切ですよね。


んでもってここでまた聞かれるのが、

そんなメッセージが来ると・・
・自費出版(電子書籍)の勧誘では?
・あやしい〜


って話です。


その場合の対処法は「真偽をご自身で調べればいいだけの話」です。
必ずといっていいほど、会社名・運営団体名を記載して、メール連絡してきたりSNSのメッセ連絡をしてくるはず。
会社名などをグーグル先生に頼り、検索してHPみて、どんな出版を扱っているのか、確認すればいいですよ。
それで商業本系の出版社か、電子・自費系なのかを「見極めれば」いいだけです。 

この「見極め」ができない人、つまり行動が能動的・主体的でない限り著者になるのは難しい、と断言せずにはいられないです。


著者は「受け身」では務まらない仕事だから。


出版社の方でも余程の大御所著者・ベストセラー著者でない限り、上げ膳据え膳じゃ・・・ないですからね。


いずれにせよ、サクッと向こうからやってきたチャンスを掴めるよう、意識と行動パターンを変えておきましょう!


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