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【商業出版する方法+391】本の世界は「リストマーケティング」の発想ではなく「マスマーケティング」に切り替えよう!〜幸せに成功する商業出版ロードマップ(22)


元KADOKAWAのビジネス・実用書出版コンサルタント+編集者+ビジネスプロデューサーの渡邉理香です。
 
商業出版へのロードマップ。今回で22回目です。
過去記事は「マガジン」を作成しているので、下記も参考にしてください。

最近はマーケティングの「飛び道具」としても、その活用度合いが極めて高くなっているSNSやwebマーケティングの世界。

リアルの集客や顧客確保の手法と異なり、上手にITを活用することで
 
 

・短時間に
・ラクに
・労力やコストを大きくかけることなく

ビジネスを成長に結びつけていけるツールでもあるので、

SNSやwebを使ったマーケティング手法を最大限利活用する起業家・経営者
は増えに増えていますよね。

SNSやwebマーケを上手に活用することでレバレッジも効かせることができ、それこそ
 

いつでもどこでも自由に働ける!
夢や目標が叶いやすい!

そんな世界を実現しています。

 
そしてそれらを適切に利活用できている起業家・経営者ほど、上手に売上を集めることができいわゆる”富裕”な層へと駆け上りやすいこともあり・・

より認知向上や権威力・社会信用力を上げるために「出版」をお考えになる人も多いのですよね。

でも多くのSNSやwebマーケ活用の本質は

・リストマーケティング

にあります。

 

リストマーケティングって
「見込み客を絞りつつ適切な顧客導線を作って、最良の顧客と結びつくマーケ・セールス手法」
ではありますが、、

 
この発想で「本」の世界を同じようにみていると、大体失敗します。
 

なぜなら「本」などメディアは、「リストマーケ」ではなく「マスマーケティング」の発想だから。

 
見込み客をリストマーケほど「絞らない」し、

「必要な人にウケたらいい」!

みたいなことになっていると、お客さん(読者)が本当に増えないので、商売あがったり!な流れになり得るのです。

本の場合は「ペルソナ」を絞りに絞る!!なんてリストマーケ的な発想はほとんどやらない。

 

>誰もが気になる
 

この心情に飛び込めるコンテンツを仕込んで、パッケージング化してテキスト商品化する方が「売れやすく」なっていく。

 
だから私とかから見るとリストマーケってめっちゃ「ちっこい」「小さい」「ミニマム」な顧客リーチ方法にしか映らないので、

 

その発想や意識で本の世界にこられても、マスマーケへの意識と行動にどうにも移行はできないし、商業本が持つマスマーケの威力にむしろ「恐れおののいて」脱落していく人も少なからずいるのですよね。

 
本の世界はマスマーケであるので、

>読者を「絞りすぎる」
 

ことはまずしないし

>「誰もが」気になる
>「気になる」の範疇が広い

ことをテーマに本としてのコンテンツを構築すればするほど、お客さん(読者)は無限に増えていきます。

 
リストマーケと違い本の領域でのマスマーケは

>ウィンドウショッピング状態で本命商品を思わず買う

こういうイメージでしょうか。
あとは・・

>目について気になったから買ってみる

>自分の課題について、ふと目に止まった
から買ってみる

>誰かが「いい!」って言ってなんとなく気になったから購読してみた

こんな感覚で本は「買われて」いきます。

強い強い衝動動機
散々悩んだ末に購入する!

・・・って
いうのもあるけど、それだけでなく

「なんか、良さそうだから」
「なんか気になるから」

この「軽さ」で、スルッと買われていくのが本というマス商品の世界。

買いやすい価格帯と敷居の低さ、誰もが気楽にアクセスできる商品性と販売&流通形態・・・。

「マス」の商品としての商業本の魅力でもあるし、その意味でも

>誰でも買える
>いつでも購読できる

状態に商品化されていることが多く、ベストセラーやロングセラーの本なんかになると

>ドストライク!な読者ターゲットではないけど、なんか流行っているから買ってみた。読んでみた

>ちょっと気になったから、購読してみた

という「顧客を細かく選ばない」ところが出版マーケのダイナミックなところであり、面白さにつながるのではないかと思うわけです。
  

 
その意味では、リストマーケって「ちまちまやってんなー」ってイメージにしか捉えられないので(笑&謝罪・・・。
 

リストマーケに全力を傾けることは、リストマーケに全振りしているあなたの「ビジネス」にとっては勝利の方程式につながるでしょうが、本の世界ではほとんど通用しない。


「ちまちまやる」んじゃなくて、「大きく展開する!」「拡大路線」というこのスケール性がむしろ大事になってはくるので・・・

意識をマスマーケに振り向けてもらうだけで、あなたのとる行動は変わってきます。

最近でも、私の出版コンサルのクライアントで本を出された著者さんが
 

>「マスマーケ」の強化

を行っていて、そのビジネスコンサルに携わっていますが・・・

やっぱりマスマーケへ移行するに当たって
「意識」
「思考」
「実行行動」

を変えてもらっていますし、変わってます。
 

最たるものはSNS利活用でしょうか。

そのかたは

Instagram
やFacebook
公式LINE(メルマガ)

を主力にご自身のビジネスを
広げてはきてはいますが、

マスマーケ的な視点かいえば

youtube
X
ホームページ
メディアPR
(プレスリリースなどを通してテレビや新聞などのメディアとつながる)

などが主力に入ってくるので、そちらへの移行行動を積極的にとってもらっています。

やはり「マス」を強く意識するようになると・・・

行動も変わるし
意識も変わるし
顔つきも変わってきています。

より多くの人へのリーチを行うことになってくるので、、
人間の「器」が試されるのです。

狭量だと、務まりません。
だから人間的な器を広げる・高める、マインド成長が何よりも大事になってきますね。
「お山の大将」ではなく「一国の王になる」みたいなイメージでしょうか。

マスマーケはとにかく
「大衆リーチ」
に入ってくるので・・・

ビジネスコンテンツにおいても「大衆(不特定多数)リーチ」しやすい
ツールの選択と具体的な実践行動を行ってもらった方が、よりダイナミックなビジネス活動にもシフトすることができると思います。

往々にして思うのが今のSNSやwebマーケを活用した起業家・経営者をみていると・・・
 

>小さくて狭い世界でうじゅうじゅやってんなー

 
って感覚です。

小さな池や湖で自己実現や小金持ちもいいけれど、
 

広い世界、大海へ出てダイナミックでイノベーティブな”嵐を呼ぶ人”になっていくのもオツなもんですよ🎵
 

繰り返しますが、本の世界は「大衆リーチ」。

 
マスマーケティングの発想と行動こそが大事です!

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