【商業出版する方法+359】KADOKAWAがソニーに買収されるぽいってことで、元「中の人」は”こう”思う。
元KADOKAWAのビジネス・実用書出版コンサルタント+編集者+ビジネスプロデューサーの渡邉です。
ソニーがKADOKAWAに買収されるって話が、割と大きく報じられました。
(上記は日経の記事です。20日付け。タイトルの画像は上記記事がソースです)
元KADOKAWAの人間としては・・・
「ああ、KADOKAWAもさらに変化していっているよな〜」
って感想があります。
出版業界は、非常に変化の激しい世界です。
最近はM&Aの話も事欠かない。
私の出版のクライアントさんでも、せっかく出版が決定したのに突然の出版社の事業譲渡で出版の進行ができなくなった!というピンチも経験しています(その後無事別の会社で決まって本は出せましたが)。
もはや「出版社単体」では、なかなか安穏と立ち続けることはいかなくなっていることも確かです。
特に大手は「コンテンツビジネス」の一環として出版業を行なっている・・・といった状況です。
ソニーがKADOKAWAに期待しているのも、そういう「コンテンツ」ビジネス商品類でしょう。
主に
ラノベ
コミック
アニメ
ここは今や日本の代表的カルチャーとして海外でも受け入れられているし、、
ある意味ビジネス・実用書の世界なんかより「ドル箱」です。
ビジネス書・実用書の世界は、1万部を超えてくるだけでもヒット作!と考えられている世界線に突入しています。
かつては3万部以上〜からヒット作!って感じだったのですけどね。
でもアニメやラノベなどは「数十万部」「数百万部」なんて当たり前。
例えば講談社の『キングダム』は、全世界の総累計は電子書籍も含め「1億部」を突破するそうですよ。
1億部!!
スケール大きいですよね〜。
ビジネス書で1億部ってたぶん、古典の本しかないんじゃないかな〜
カーネーギーの
『人を動かす』
とか??
アニメやラノベの勢いたるや凄まじいものがあります。
ただいっぽうでこの手の商品は「消耗品」になりやすいのも確かで・・
いろんな漫画家さんが、いろんな力量で様々な作品を発表されてはいるけれど、、
桁違いに売れていく作品があるいっぽうで、本当に「読んだら捨てられる」的な”消耗品”的な存在も、圧倒的多数ではないかと思わされます。
その意味では、ビジネス・実用書も「賞味期限はひとまず3年」と言われてはいるので・・・
ある意味において消耗品の部類に入るかもしれませんが・・・。
それであってもなんらかの「実用性」を提供する商品として、現場の編集者も著者も頑張って作っているのも確かなので・・・
まあラノベやコミックとは完全に違った業界・・・と捉えられると良いかと思いますが、それでも「変化の波」に対しては敏感に動かれたほうが良いかと思います。
KADOKAWAのソニーによる買収ニュースを受けて、私なりの所感を「撮って出し」の形でyoutubeにアップしているので、よかったらご覧くださいね。
出版業界も大きく変化しつつあります。
こんな時だからこそ、もしあなたが出版をお考えなら早くに動いたほうが得策です。
どうやら冥王星が山羊座に移動したようで・・・星読みの世界と歴史を照らし合わせると「革命期」に入りました。
社会がドラスティックに変化していくからこそ、出版したいならいますぐ動きましょう。
本の世界も今までとは同じと全く限りませんので。
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