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【商業出版する方法+390】なかなか商業本を出せない「遠い位置」にいる人はこんなタイプ〜幸せに成功する商業出版ロードマップ(21)
元KADOKAWAのビジネス・実用書出版コンサルタント+編集者+ビジネスプロデューサーの渡邉理香です。
商業出版へのロードマップ。今回で21回目です。
過去記事は「マガジン」を作成しているので、下記も参考にしてください。
出版のご相談を受けていて「一番出版から離れている人」・・・タイプがやっぱりいるなあ、と思っています。
その最たるものが
「アウトプットに規制がかかりやすく表現の自由がない」
タイプの人たちです。
割とあるのは「組織に属してたり、組織の規制がかかりやすくアウトプットの自由があんまない」というタイプの人。
また、アウトプットするにも「外部規制」がかかり、思うように出せない・・・ってステイタスの人。
すなわち、、
・勤めている人
・勤めていた人
・クライアント(企業)との関係性によって
有益な情報があまり出せない・・
・・・こんな背景の人が多いでしょうか。
この流れ、あなたの「仕事」においてはバリューがあるかもしれませんが、本を出す著者としての活動・・という視点から見ると、結果として全くバリューはありません。
むしろ「不利」になります。
どういうことかというと、アウトプット力が超脆弱になります。
ほぼ、アウトプットしてない・できないケースが多いから。
アウトプットする時間も取りづらい。
自由にアウトプットできない。
だから、アウトプットの量も少なすぎる。
アウトプットの質も「薄っぺら」。
・・・これじゃ「売れる本」は出しづらいで す。
繰り返しますが「言論の自由が効かない」んだから。
というか、
「アウトプットしづらい環境下にいる!」
「言論の自由が効かない」
ってのがそもそも最大の課題であり、問題点なのですよ。
アウトプットもせず、自分の持論もどんどん見える化させず、
「〜な本が書きたい」
「〜で本を出したい」
と頭の中で夢語っても、机上の空論でしかなりません。
アウトプットしていって、初めて
「自分がどういう需要に応えられるコンテンツを出せるのか」
「自分は誰に向けて、どんな有益なコンテンツを提供できるのか」
「どんな内容でどんな本を書けるのか、作れるのか、商業本として耐えうる内容を出せるのか」
がようやく見えてくる。
それって「発信」して「先出し」して「行動しまくって」いかないと見えてこないのですよね。
誰かから学んだって
教えられたって
知識として持っていたって
・・・「無駄」です。
「思考」で本だそうなんて考えちゃいけませんぜ。
思考って計算だし打算だし、本音や本質じゃないのです。
”魂”から「これだよ!これを書いて世に出して人様のお役に立つんだよ!!」「このコンテンツでインパクトを与えるんだ!」
って確信と信念とみなぎる勇気、エネルギー・・・みたいなのがないと意外なほど全然伝わりません。
いまの時代、手軽な発信少々の情報共有なんて「誰も」が「無料」でやっていますよね。
ちょこっと「出した」からって商業本のコンテンツには、遠いことの方が多いです。
みんな発信しているのだから。
ちょっとやそっとの「お役立ち情報」なんか、見向きもされない。
自分として簡単にアウトプットできるコンテンツなどは、もうみんな「飽きてる」し、「面白くない」「すでに誰か他の人が言ってるじゃん」ってなることも多数です。
昔あるエース編集者が
「これはなかなか言えないよな・・・恥ずかしいなあ・・これ言ったらどうなんだろう。。そういうコンテンツをあえて本にするから価値がある」
て・・発言聞いたことあるのですけど、ある意味その通りだと思います。
これまで何百万冊と発刊されている本があって、それらとどう”差異”をつけて読者を惹きつける本にするかを考えたら、、自分が言いやすい情報よりも
「これは・・・ちょっとな」
の方が、個性や価値は圧倒的に出やすいです。
むろんそういうのではない、別の切り口でダントツの個性やエッジのある価値あるコンテンツを著者サイドが出せれば何も悩むことはないんですが。
意外とそれが「できない」人の方が、最近は多いですよ。
なんだかんだと「突き抜けたり」「個性的ある」ことを”避ける”タイプは多い日本人ですからね。
ただマツコ・デラックスも
「自分にとってネガティブな情報ほど、人様のお役に立つのよ」
ってMCはってる番組で言ってたけど、あれ正解です。
たくさん情報は氾濫している社会だからこそ、「本質」が生き残ると思います。
本質は「思考」からは生まれません。
本音や本当の想いからしか発生しません。
その意味では、ある意味”身体張らないと”いけないのですよ、著者って作家って、表現者って。
安全で無難なところにいて、人の心を打つ本や売れるコンテンツは書けないし、出せません。
前線に出てきてください。
あなたが相手にするのは、ビジネスクライアントやクライアントの企業じゃないですよ。
”toC”の「マス」です。
本は全て「C」向けであり、「toB」向けの本(商品)なんか全くございません〜。
(これ、企業研修系の講師やっている人にめちゃ多い書籍のターゲット思考パターンです。本は「一人一人」「個人」に向けた商品特性があり、企業や企業に勤める人という「会社名」「肩書き」に向けたものなんかひとっつもないし、それ目的で作る商品でもありません)
「思考」ではなく、本音や本質で勝負していきましょう。
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