【商業出版する方法+α85】大物脚本家でもクリエイティブには苦悩する、って話。
元KADOKAWAのビジネス・実用書出版コンサルタント+編集者+ビジネスコンサルタントの渡邉です。
大河ドラマ『鎌倉殿の13人』が昨日を持って終了しました。
いやー、感動!・・というより劇的な幕引き、という感覚でしたね。
「うわ〜」って唖然としてしまった。。てな感想が正直なところでしょうか。
でも、資料も少なく、どちらかといえば陰惨な出来事が続いていた鎌倉時代を、見事なエンターティンメントに仕上げていたのは三谷幸喜さんの脚本力・ストーリーテリングの妙味だなーって思いながら観てました。
実は、一昨日の15時20分くらいから、NHKで三谷さんが実際に鎌倉殿の脚本執筆の裏話について語ってくれていた番組が、あったんです。
偶然見ることができたのですが、それがとても興味深かった。
大河ドラマっていきなり脚本を書くのではない。
まずは、全48話分の各話の簡易ストーリープロットをプロデューサーなど製作陣に先に提出するんですって。でもそれを書いた時期はドラマ放映の1年前以上の時期にあたるらしく、何も鮮明なイメージがない(顕在化しているものがない)まま、書かなければならない。
全くの暗闇の道をなんの手がかりもなく歩いていくに近い感じで、手応えもなく苦しい作業だったと彼は語ってました。
だから三谷さんが製作陣に対し「これで面白いですか?どうですか?大丈夫ですか??」ってメールでプロットの内容について怯えた調子で聞く文面が公開されていたのは、驚きました。
実感を持ちながら、本格的にイメージが明確化(見える化)して登場人物や物語をスイスイと動かせるようになったのは1話の映像を見た時だったんですって。。
どんなベストセラー作家でも「本が出る前は心配で眠れなくなる」と怖気付くエピソードはゴマンと聞いてきましたが、、、大御所本家でさえ、そういう「ヒリヒリ」とした苦い思いを味わいながらクリエイティブに向き合ってるんだなーって知ることができたのはよかったです。
クリエイティブって、やっぱり「産みの苦しみ」は伴うものであり、簡単にホイホイセオリー通りやれば出来上がる!ってもんじゃないんだよね、ってことを改めて実感。
その意味では、何か「作品」や「表現」を作ったり発信していったりすることはどこかしら「苦行」は伴うのですよね。
脳みそに汗をかきまくって、ヒリヒリと、不安や苦々しさなんかも味わいながら産むからこそ、傑作になっていく。。。
そういうことなのでしょう。
出版も9割の著者はみんないいます。
「本書くのは、辛い」
「なんでこんな割に合わないことやってるんだ!」
そうよぎることがぶっちゃけ、あるんだそうです。
でも出版したらしたでこういいます。
「出してよかった」
「次も出したい」
おいおい!!調子いいな〜〜って感じだけど(笑、、でもここが事実でしょう。
だからこそ
本が売れないだの、
誰が本なんて読むんだだの
ネット社会隆盛なのに!
・・・とか色々言われても、本の世界は残り続けているし出版してみたいな、と思える人も後をたたないのだろうな〜って感じます。
それはそれで全然良いのですけどね。
ただ、出版するためには「それなりの準備」はやっぱり必要だと思うのです。
1、SNSやブログの発信力を鍛えて自分メディアを作り、販路の一環として整えておく
2、起業やビジネスの活動の中で「ブランディング」を整えて打って出られる状態にしておくここが大事にもなってくる。
3、起業なり発信の活動でコンテンツを醸成しておく
これらが令和の時代では特に必須となってくるでしょう。
ビジネス・実用書の世界ではね。
何か参考になれば幸いです。
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