【商業出版する方法+α87】2022年のビジネス・実用書出版界をなんとなく総括してみた!
元KADOKAWAのビジネス・実用書出版コンサルタント/編集者/ビジネスコンサルタントの渡邉です。
今日は大晦日でもあるので、サクッと2022年の「動向」についてまとめてみたいと思います。
結論からお伝えします。
やはり時代背景と出版(メディア)って密接なつながりはあるものでして。。
今年の漢字は「戦」だったそうですよね。
ウクライナ情勢、コロナ禍、物価上昇・・・いろんなところで戦いの号令が。。
その時代性・・・ガチで反映しているというか。。
まさにその特性を色濃くした本がどうしても、出るし売れるし、って感覚ですね。
→現在と未来の「不安定」をいかに切り抜けるか。
→どう”自分”を取り戻して生き抜くか。
ここにフォーカス&テーマにしたビジネス・実用書がやっぱり売れたし注目されたんじゃないかな、、って思いましたね。
特に目立ったのが、「スピリチュアル(引き寄せ)」界隈のインフルエンサーやyoutuber。
彼らがわずか1年の間にガンガンフォロワーを集め、本を出せばヒット&ベストセラーを連発。
「メンタルや心理学」に基づいたコンテンツもガッツリ売れています。
「お金」や「売上」(「起業」)、経済に関わる本も俄然注目度高し!!!
あとは「将来・未来」に対するフォーカスがされたジャンルやテーマの
本も沸騰してますね。
最たるものが「教育」ジャンルでしょう。
「英語」(語学教育)に関するもの「受験」にまつわるもの・・・。
未来や将来への不安と期待が入り混じったテーマやコンテンツの眼差しは、相変わらず強いものがあるのですよね。
なんせ今、不安定な時代に突入しまくっているから!!
自分らしい生き方や自分ならではの個性を存分に発揮していこうよ!みたいな自己啓発本も相変わらずよく出ていて、売れていますね。
どうあっても「戦」の世界に突入してしまったし「コロナ禍」の時代は続いていることから混乱と不安定がいっきに押し寄せた。
それらに振り回されることなく、
なんとか「持ち直したい」
「立て直したい」
「なんとかできないかな」
という大衆心理=思いがブワ〜っと潜在的欲望となって、形になった本が多かったし、そういう本ほどどぱっと増刷がかかって売れていた、、という流れになったと言えるでしょうね。
これらを踏まえると、、
本として売れるキーワードは
・不安定な時代をいかに生き抜くか。
・不安定な背景の中でいかに「安定」を感じさせる、それにまつわるノウハウやコンテンツを生み出せ・汎用させるか
・今までには「あるようでなかった」半歩先の新しいやり方や手法を唱えられるか
が今年は顕著だったし、来年も注目したいキーワードではないかなって思います。
繰り返しますが、今は本当に「不安定」なんです。
だからこれまで「安定」を求めて信じて、神話のように思い込んで生きてきた人々にとっては「扇情的なニュースや出来事」が世界中で勃興中!
だからこそ、あらゆる生活・仕事の現場において、、
>不安定な中をいかに安全安心のお守り(ノウハウやスキル、知恵)を持って生き抜くか。
ここへのアプローチができるビジネス・実用書が求められていくだろうな〜って思いますね。
いやはや「抽象度の高い」発信ですみません。
でももうビジネス・実用書の出版物の全体像を見ると「こう」としか言えないんだよな〜。
ゆえに。。
これから出版を考えたいあなたなら、”危機をチャンスに変える”ようなビジネス・コンテンツを作ったり、販売したり頒布したりする活動を行うことも大切ではないかな、って実感します。
何か参考になれば幸いです。
今年も1年お世話になりました。
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