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子どもの入試をいつ,どのタイミングにするか,考えるポイント

みなさま,ごきげんよう。
マミィチャイルドの理科好きりかママです。

「幼稚園受験か小学校受験か迷っていて」

「小学校受験をしようと思っているのですが,
中学受験にした方がいいかな,と思い始めていて」

「上の子は,小学校受験をあきらめて中学受験にするけれど,
下の子は,やはり小学校受験にしようかと・・・」

というご相談をしょっちゅう受けます。

なぜ,お子さまの受験のタイミングにここまで悩むのか?

おそらく,お子さまの何について考えてどう判断するのか,
そのポイントがわからないという方が多い気がするので,
今日はそれについて,お伝えします!!

「お子さまの受験をいつ,どのタイミングにするか」
何を考えたらいいのか。


1)お子さまの育つ環境を親が用意したいかどうか

これは,一番,大きなポイントになると思います。
「お子さまの育つ,日々を送る環境をどうするか」です。

「うちの子はうちの子,周りがどんな子であっても,大丈夫。うちの子は変わらないわ」
と考えたり,

「子どもなんて,どの子もみんな一緒でしょ~?!」と考えたり,

「子どもは勝手に育つもの。自分でどうにかしてもらわないとね」と考えたりするなら,
地元の公立小学校で十分でしょう。

特に,同級生のようすを調べたり,先生について調べたり,そういったことも必要ありません。


一方・・・

「我が子には,安心できる環境を用意してあげたい」
「小学校は,いろいろなことを経験できる環境を用意してあげたい」
などと考えるご家庭では,事務的に振り分けられる公立の小学校に通学すること,親がそういう小学校に足を運ぶことは,難しいのではないでしょうか?
(公立の学校は定期的に校長先生が変わり,校長先生が変わると全く別の学校になってしまうことも多いです。)

まずは,ご両親で,
「お子さまの過ごす環境,育つ環境を,ご両親が選んであげたいかどうか」を話し合ってください!!!

そして,
「我が子が過ごす小中学校は親が選ぶべき。親の務め」と考えられるなら,
幼稚園受験,小学校受験,もしくは中学校受験をおすすめいたします。


2)お子さまが書くことが好きかどうか

幼稚園や保育園のお子さまの保護者様から,
「うちの子,文字がまだ書けないんです!!」と相談されます。
が,小学校入学前に文字を書ける必要はございません!!!

しかし・・・

・○がきれいにかける
・枠の中に決められた数の〇を同じ大きさでかこうとする
・濃い線を書ける

ことは,とても大切です!!!

もし,小学校受験を志すのであれば,この「枠の中に〇をかく」はとても大切なのですが,
小学校受験をしない場合も,ぜひ,ここには注目してください。

もし,お子さまが,
・きれいな〇をかくことにこだわらない(きれいな〇をかこうとしない)
・枠の中に決められた数の〇をかくとき,大きさを統一させようとしない
・線をかくとき,最後を止めないでシュッと流す
・線となぞるとき,はみ出ていても気にしない
といった傾向があった場合,「書くことがあまり好きではない」性格の可能性があります。

もし,小学校受験をするのであれば,行動観察重視の学校を選んだり,ペーパー校を選ぶ場合にはそれなりの覚悟が必要になります。


「書くことが好きではない」という性格なので,
・聞き取り,聞いて話すことが得意なことが多いです
・公文などを強制すると,勉強嫌いになる可能性があります
・とめ,はね,はらいを守ることが苦手なので,小学校低学年から漢字検定を受けなくてはいけない学校だと苦労します
(同様に,低学年から漢字テストが厳しい学校も苦労します)


書くことよりも聞き取る能力に長けていることが多いので,まずはそちらの能力をのばし,小学校入学後,少しずつ「聞いて話す」から「聞いて書く」「書いて話す」ことも練習していく必要があります。
したがって,小学校入学前後から中学受験用の塾に申し込んで・・・というのは向かないと思われます。

3)お子さまは,聞いて理解するタイプ?メモをとって理解するタイプ?

2)と対照的になりますが,書くことは苦手だけど,聞き取りが得意というお子さまも多いです。

幼児教室で見ていても,お話をじーっと座って聞いた後,
口頭で質問すると,パンパン答えが出てくる明朗活発なお子さま。

なのに,「では,今,お話に出てきた〇〇に色をぬって」と問いかけると,
ものすごくめどくさそう・・・

さらに,
「今のお話に出てきた動物を〇で囲みましょう」と問いかけると,
〇をつける動物はもちろん正しいのですが,丸がいびつ,雑,
「囲って」といったのに囲めていない(絵に重なっている)。

書くことよりも聞き取る能力に長けているお子様で,
小学校受験必須の「お話の記憶」が得意な子も多いです。

なので,「書くことは小学校入学後,少しずつ」と割り切って,聞き取る能力,集中力を高めていくことがおすすめです。

「うちの子は,書くのが苦手な性格で中学入試の準備が間に合いそうもないな」と考えるなら,聞き取りが得意なら小学校受験を目指したり,時間をかけて,高校受験にしようと考えてはいかがでしょうか。

一方,早い時期から「書く」ことに興味を示すお子様もいらっしゃいます。
塗り絵が大好き,机に向かうことを厭わない,紙と鉛筆を出されても不機嫌にならず,むしろ書きたがるなら,
小学校受験の場合には,ペーパー練習がはかどるでしょう。

また,たくさん書くことを求められる中学受験の勉強も取り組みやすいかもしれません。


お子さまが育つ「環境」と「聞く能力・書く能力」をぜひ見極めてください。

今日もお読みくださりありがとうございます。

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