ミステリーに激ハマりして1週間で7冊読んだ私が、一気読みした作品を紹介します。
今回読んだ本
近畿地方のある場所について/背筋
一言で言うと、ゾクゾクの連続だった。(背筋だけに)
近畿地方のある場所をきっかけにどんどん新しい事件が起きていって⋯
しかも時系列がバラバラだから紐解かれる瞬間の、快感!といったらこれまたゾクゾクするお話です。
続編も気になって手にとってしまいたくなる面白さです。
変な家2〜11の間取り図~/雨穴
変な家シリーズ第2段。家の間取りやその家に住む人に起きる奇妙な出来事をきっかけに、ある事件へと収斂していく物語。
モキュメンタリーというフィクションなんだけど、日本のどこかで有り得そうだと思わせる物語です。
1文が短いので、大変読みやすいです。
変な絵/雨穴
こちら絵をきっかけに、ある事件の真相が明らかになっていくストーリー。
この話は子どもが描く絵の深層心理ともつながる話なので、心理学を学んだ私としてはすごく興味深い面白い作品です。
妙にリアルで、これ現実じゃないの?ってネットで検索しちゃうほど。
最後まで一気読みしてしまう作品。
眠れなくなること必死です。
六人の嘘つきな大学生/浅倉秋成
就職活動といった日本ならではの一種の通過儀礼を切り口に書かれた話。
誰が本当の嘘つきか、が最後までわからない作品。
また「多面的な人間性」についても描かれているので、読んでいていろんな側面から切り取った人間の一面について考えさせられる作品です。
教室が、ひとりになるまで/浅倉秋成
高校のあるクラスを舞台にしたミステリー。自殺か殺人か。
こういった学園モノって結構あるけど、特殊能力系を使った部分が特徴的。
特殊能力系の作品が好きな人はおすすめ。
誰の正義か、誰の嘘か。最後までわからない作品です。
俺ではない炎上/浅倉秋成
無実の人がある日突然SNSによって犯罪者に落とされてしまう話。
本当にありそうに描写をしているので、現代社会の強さも感じる作品です。
秋倉さんの作品の特徴だけど、「人間の多面的な評価」に関してリアルに書いている作品。
誰がいつ自分のことをどう思うか分からない、そういう怖さがリアリティに書かれています。妙にリアルで没入できる作品。
向日葵の咲かない夏/道尾秀介
これは往年のミステリー作品。
ずっと読んでみたかったけどなかなか機会がなくて手に取れなかった作品。
小学生の自殺をきっかけに繰り広げられるお話。誰が殺したのか?それとも自殺か?
何度も期待を良い意味で裏切られていく話。最後までどんでん返しがあり、目が話せない作品です。
編集後記
1週間で7冊って⋯自分でもよく読んだなと思いながら書いていました。
気づけば没入してしまう、後味も悪い作品も多く、感想も書きやすかったです。秋の夜長に1冊読んでみてはいかがでしょうか?
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