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育休後の復職と退職。私が選んだ新しいキャリアへの挑戦

ひさしぶりの更新です。
約1年の育休期間を経て今年の6月から復職しました。
そして急ですが、新卒から丸9年間、お世話になった大好きな会社を退職することにしました。この1年間、育児や仕事についてはもちろん、自分の人生について、これまでとは違った視点で深く考える機会がありました。
私の人生において大切なターニングポイントとなる「今」感じている素直な思いや感情を残しておこうと思い、noteを更新します。

新卒から丸9年在籍した大好きな会社

忙しい中、送別会開いてくれたみんな

2015年4月、GMOアドバートナーズに入社して6年間、営業兼コンサルタントとして働いていました。新規開拓から既存のお客さまのコンサルティング、チームマネジメント、新規サービスの立ち上げなど、本当にたくさんのことを経験しました。
7年目からは採用戦略部に異動して、新卒・中途採用ともに担当しました。なかでも、採用広報を一から立ち上げて、採用活動に活かした経験は私にとって大きな自信に繋がりました。

入社当時から、社長をはじめとする素敵なメンバーやお客さまに恵まれて、とても充実した日々を過ごしてきました。正直、離れる寂しさもありますが、今回の大きな決断に至った「子育てと仕事の両立」について私が感じたことを正直に書いていこうと思います。

初めての出産と子育て

お宮参り🦶

2023年1月26日(木)AM11:42、第一子となる女の子を出産しました。
初めての出産は、想定外のこと続きで、「出産って本当に命懸けなんだな」と痛感する連続でした。

妊娠初期の頃から坐骨神経痛で歩くのも激痛、そして吐き気と戦いながら出社。臨月に入ってコロナウィルスに感染したり(これまで1回もかからなかったのに......。)無痛分娩予定で計画的に入院しましたが初日から予定通り進まないかもという状況に追い込まれたり……。その他にもここでは書ききれないほど、本当に大変なこと続きでした(笑)!

予想外の出来事が連続する中で、あれよあれよと新生活がスタートし、育児に追われる日々が始まりました。とくに新生児期はほぼ寝た記憶がありません。「新生児はたくさん寝てくれるよ」とよく噂で耳にしていたので「全然違う!」と涙目になりながら、2ヶ月弱はほぼ寝ずに過ごしました。今思い返すと本当に懐かしい。初めてでわからないことの連続だったので、どんなことも心配で神経質になっていたと思います。

仕事への漠然とした不安

娘が産まれて半年が経過した頃、保育園見学をスタートさせました。
家から近い場所、保育園の雰囲気、年間のカリキュラムなど、見学しながら娘に合いそうな園探しをおこないました。それと同時に「私の復職ももうすぐなんだな......。」と実感が湧いてきました。

まだ小さい娘と離れる寂しさ、働いている自分の姿にワクワクする気持ち、いろんな感情がありました。
産休に入るまでの私は、キャリアとプライベートを、自分が思い描いた通りにうまく進めてきた自信がありました。しかし、子育てがはじまってすぐ、ほとんど全てのことが自分の思い通りにいかず、これまでの自信が一気に不安へと変わっていました。

自分の叶えたいことと、できていない現実の狭間で常に揺れていた私。
「育児と仕事の両立ができるのだろうか?」
「どちらか中途半端な状態にならないだろうか?」
保育園見学をしながらも、保育園に預けることが正解なのかどうか含め、考えていました。

育児と仕事のバランス

生まれて半年たったころ👶

保育園の申請期限ギリギリまで、「どうすることが今後の人生において家族が幸せに暮らせるか」「自分はどんな人生を送りたいか」など、たくさん考えました。保育園に入った場合に得られること、私が復職した場合に考えられること、今後どんな暮らしを送っていきたいかなど、思い浮かぶことを全て書き出し、夫婦で考えました。ここではその一部を記しておこうと思います。

育児
・今しかない娘との時間を1分1秒でも大切にしたい、できることは全てしてあげたい
・保育園?幼稚園?習い事?旅行?留学?受験?親として、いろんな選択肢を与えられる状況を作っておきたい
仕事
・働くと決めたら成果を残して自分の誇れるキャリアを作っていきたい
・娘が自分の手から離れた時、自分にもできること・やりがいを持っておきたい

保育園に入れずに専業主婦として生きる道、保育園に入れて時短として働く道、フルタイムで復職する道、さまざまな道があります。自分の理想を叶えるために、どんな選択をしてどこに身を置く必要があるのか。正解がなく、どの選択を取るにしても経験したことのない挑戦が待っているので、決めることにとても時間がかかりました。

今後について

1さい誕生日🎂

たくさん考えた結果、私が出した答えは「育児をしながらフルタイムで働き、採用担当としてのキャリアを築いていく。」この答えを叶えるために新しい場所で、新しいキャリアへ挑戦することを決めました。
育児はまだまだ始まったばかり。
今目の前にいる娘との時間もとても大切ですがこれから先、長く続く時間を家族と一緒に過ごしやすい環境で、自分も充実したキャリアを築いていきたいと思っています。
少なくともこれからの20年は、家で夫婦のどちらかが「おかえり」と迎えてあげられる環境を作りたかった。これが私の叶えたかった1番譲れなかったこと。

さいごに

送別の品とメッセージに涙涙…...。

「育児と仕事」「キャリア」をテーマにした内容って本当に多いですよね。たくさんの人が考え、悩み、各自の生活に合わせて、どうにか成り立たせていくしかない。私は自分自身が母親になるまで、育児をしながら働くことがどういうことか本当の意味で理解できていなかったと思います。

それと同時に、復職してみて、改めて働くって楽しいなと心の底から思いました。
これからは新しい環境で心機一転頑張っていくことになります。
もちろん不安と緊張もありますが、何より楽しみな気持ちでいっぱいです。娘も日々、驚くほど成長した姿を見せてくれるので、いつか「仕事してるママかっこいい!」と言ってもらえるように私も毎日を頑張ってみようと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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