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【5分で理解】チャートパターン

こんにちは!トレーダーのRikaです。
今日は【チャートパターン】についてお話ししますね。


チャートパターンとは

チャートパターンとは、チャート上に表れる値動きの特徴的な形のことで、その形からトレンド継続または反転を予測することができます。
(「ダブルトップ」や「トリプルトップ」などが代表例です)

〜チャートパターンを覚える理由〜
チャートパターンは数多くありますが、実はすべて覚える必要はありません。ダウ理論および水平線トレンドラインの基礎知識が身に付いていれば、チャートパターンを覚えなくてもトレード戦略を練ることができます。

ただ、チャートパターンを認識することで、トレードの根拠や確度がより高まります。メジャーなものほど意識するトレーダーが多く、本質的な動きになりやすいので、これからお伝えするものはぜひ覚えてください。


必ず覚えてほしい!厳選したチャートパターン13選

それでは、数ある中から厳選した13個必ず覚えるべきチャートパターンを紹介しますね!

厳選!必ず覚えるべきチャートパターン13選

〜補足〜
上記の一覧では、覚えやすいように類似のものを3つずつ並べてあります。そして、上昇は赤下降は青どちらの可能性もある場合は白に色分けしていますので、参考にしてください。


各チャートパターンの解説

では、一つずつ見ていきましょう。

反転(下降)を示唆するチャートパターン

1.ダブルトップ
下落を示唆するチャートパターン。同じくらいの高さの山が2つできて、間の谷の価格帯(ネックライン)を割ると下落しやすい。

2.トリプルトップ
下落を示唆するチャートパターン。同じくらいの高さの山が3つできて、間の谷の価格帯(ネックライン)を割ると下落しやすい。

3.三尊(ヘッドアンドショルダー)
下落を示唆するチャートパターン。左右の山より真ん中の山が高く、間の谷の価格帯(ネックライン)を割ると下落しやすい。

反転(上昇)を示唆するチャートパターン

4.ダブルボトム
上昇を示唆するチャートパターン。同じぐらいの深さの谷が2つできて、間の山の価格帯(ネックライン)を超えると上昇しやすい。

5.トリプルボトム
上昇を示唆するチャートパターン。同じぐらいの深さの谷が3つできて、間の山の価格帯(ネックライン)を超えると上昇しやすい。

6.逆三尊(逆へッドアンドショルダー)
上昇を示唆するチャートパターン。左右の谷より真ん中の谷が深く、間の山の価格帯(ネックライン)を超えると上昇しやすい。

トレンド継続(上昇)を示唆するチャートパターン

7.上昇フラッグ
トレンド継続の上昇を示唆するチャートパターン。強い上昇の後、旗のような並行ラインの中でレンジになり、ラインを上にブレイクすると再上昇しやすい。

8.上昇ウェッジ
トレンド継続の上昇を示唆するチャートパターン。強い上昇の後、三角の旗のように間が狭まる2本のラインの中でレンジになり、ラインを上にブレイクすると再上昇しやすい。

9.上昇三角持ち合い
トレンド継続の上昇を示唆するチャートパターン。水平線でレジスタンスされつつも安値を切り上げながら水平線とトレンドラインの三角形の中で揉み合い、水平線を上にブレイクすると再上昇しやすい。

トレンド継続(下降)を示唆するチャートパターン

10.下降フラッグ
トレンド継続の下降を示唆するチャートパターン。強い下落の後、旗のような並行ラインの中でレンジになり、ラインを下にブレイクすると再下落しやすい。

11.下降ウェッジ
トレンド継続の下降を示唆するチャートパターン。強い下落の後、三角の旗のように間が狭まる2本のラインの中でレンジになり、ラインを下にブレイクすると再下落しやすい。

12.下降三角持ち合い
トレンド継続の下降を示唆するチャートパターン。水平線でサポートされつつも高値を切り下げながら水平線とトレンドラインの三角形の中で揉み合い、水平線を下にブレイクすると再下落しやすい。

どちらかに伸びるチャートパターン

13.三角持ち合い
どちらか一方に伸びるチャートパターン。徐々に間が狭まる三角形の中で揉み合い、どちらかにブレイクすると、その方向への流れが生まれやすい。


チャートパターン活用のコツ

チャートパターンは覚えるのは案外容易ですが、実際に相場で見つけても自信が持てず、なかなか活用できないのが現実。そこで、チャートパターンをトレードで活かすために、あわせて意識するべきなのが「ダウ理論」「大衆心理」です。

例えば、ダブルトップは「高値を更新せず」「安値を切り下げる」形となっています。これはダウ理論でいう【転換シグナル】となります。

また、この形を他のトレーダーがどのように見ているかも想像します。「価格がネックラインを割ると、上への期待感がなくなることから買いトレーダーの決済や新規の売り注文が増えやすい」など、大衆心理を予測することで、トレードの質は格段に上がります。

このように、なぜこのようなチャートパターンになるのか、どのような大衆心理でこのチャートパターンになったのかを複合的に考えることで、チャートパターンの確度がより高まり、本質的なトレードの根拠として使いこなせるようになります。機械的に覚えるだけでなく、ぜひ試してくださいね。


まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回は「チャートパターン」について解説しました。

ただ単にチャートパターンを覚えるだけでなく、なぜそのチャートパターンが形成されるのかを合わせて考えることで、チャートパターンの確度、そして、トレードの質が上がります。ぜひ意識してみてくださいね。

では、次回は【利確と損切り】について解説します。
正しい利確と損切りの概念をまとめていますので、ぜひご覧ください。

では、本日もお疲れ様でした!また次回もよろしくお願いします。




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