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【5分で理解】フラクタル構造

こんにちは!トレーダーのRikaです。
今回は「フラクタル構造」について説明しますね。


フラクタル構造とは

フラクタル構造とは、拡大すると同じような形状が繰り返されている構造のことで、部分が全体と自己相似の関係にあるような形状やパターンを指します。

フラクタル構造の例

このように、大きな形の中に拡大しても同じような形が繰り返されている構造が「フラクタル構造」です。カリフラワーやロマネスコがフラクタル構造として有名です。


FX相場でのフラクタル構造

実は、FXの相場もフラクタル構造です。例えば、時間軸を【長期・中期・短期】として、相場の波形はこのようになっています。

チャートのフラクタル構造の例①
チャートのフラクタル構造の例②

このように、大きな波を拡大すると、小さな波でも同じような波形が確認できます。さらに拡大しても、チャートは同じように波の形を描いています。

つまり、FXのチャートでは、小さな波が繰り返されることで、大きな波が形成されていることがわかります。これがFX相場の「フラクタル構造」です。


実践で覚えるべき基礎知識

前項では「FXでは小さな波が繰り返されることで、大きな波が形成される」と述べましたが、影響力は小さな波より大きな波の方が大きくなります。(短期<中期<長期)

【例えば】
5分足などの【短期足】で下向きの流れがでていても、日足や4時間足などの【大きな時間足】で上向きの流れだと、短期足の流れはいずれ大きな時間足に合わせて、上向きの流れに転換しやすい

つまり、小さな波の流れよりも大きな波の流れの方が力が強いイメージです。

実際はこのフラクタル構造をもとにチャート分析をしますので、事前知識としてぜひ覚えておいてくださいね。 


まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回は「フラクタル構造」について解説しました。

様々な時間軸で取引されるFXですが、この「フラクタル構造」は、今後トレード戦略を練るのに必要不可欠な知識なので、参考になっていれば幸いです。

さて、次回は【マルチタイムフレーム分析】について学習します。実践的な内容なので、楽しみにしていてください。

それでは、次回もよろしくお願いします。

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