【5分で理解】レジサポ転換
こんにちは!トレーダーのRikaです。
今回は【レジサポ転換】について説明します。
「レジサポ転換」とは
レジサポ転換とは、レジスタンスラインを価格がブレイクすることで、そのラインがサポートラインの役目に切り替わること。または、サポートラインを価格がブレイクすることで、そのラインがレジスタンスラインの役目に切り替わることです。
この性質により、価格はラインをブレイクすると、そのラインは役目が切り替わるため、価格が再びラインに近づいた際は、【反発すること】が予想されます。
このように、その後のチャートの動きを予測できることから、レジサポ転換は「エントリー戦略」や「出口戦略」に活用されます。
実際のチャートの「レジサポ転換」
では、実際のチャート例で「レジサポ転換」を見てみましょう。
上の例では、価格が緑ラインをブレイクし、緑ラインがサポートからレジスタンスの役目に切り変わっているのがわかります。
そして、以下の図の【黄色〇印】にも注目してください。
これは、ヒゲではラインを超えていますが、ローソク足の実体はラインを超えていません。このような場合、基本的にはブレイクではなく「反発している」と捉えます。(※ただし、上への期待感もあることも考慮する必要はあります)
このように、実際のチャートでは、レジサポライン上でヒゲが行き来している場合も多く見られます。その場合は、【ローソク足実体でラインを超えているかどうか】を基準に、「そのラインの役割」を判断してください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は「レジサポ転換」について解説しました。
レジサポ転換の特性を知ると、チャートの見え方がかなり変わります。ぜひ覚えてくださいね。
さて、次回は【移動平均線】について学習します。
基本的なインジケーターの一つなので、ぜひ楽しみにしていてください。
それでは、本日もお疲れ様でした!また次回もよろしくお願いします。