【5分で理解】「ダウ理論」6つの基本法則《番外編》
こんにちは!トレーダーのRikaです。
今回は、「ダウ理論」の6つの基本法則について紹介しますね。
6つの基本法則
ダウ理論には、以下の6つの基本法則があります。
では、ひとつずつ見ていきましょう。
【1】相場はすべての事象を織り込む
経済指標や金融政策などのファンダメンタルズや、戦争などによる地政学情勢、天変地異等、あらゆる事象が相場に反映されるという考え。
【2】トレンドには3種類ある
トレンドとは、ジグザグと高値または安値を更新しながら一方向へ継続的に価格が動くことで、このトレンドは【長期(1年~数年)・中期(3週間~数か月)・短期(~3週間)】の3種類あると定義しています。
【3】トレンドには3段階ある
トレンドには【先行期・追随期・利食い期】の3段階あると定義しています。
【4】指数の相互確認が必要
株式相場で、類似の業種で同じトレンドが確認されなければならない、ということ。これが確認されることで、よりトレンドの確度が上がります。
【5】トレンドは出来高でも確認されなければならない
株式相場で、トレンド発生時は売買成立の出来高の伸びも伴っていなければならない、ということ。
【6】トレンドは明確な転換シグナルが出るまで継続する
明確な転換シグナルが出るまでは、基本的には「トレンドは続くもの」と考えます。FXではこの内容が最も重要視されています。
※こちらの詳細については下部リンクの【1日5分で学習①ダウ理論】で解説しています。
以上が「ダウ理論」の6つの基本法則です。
上記は株式の相場観である本来のダウ理論の内容ですが、FXの相場にも深く関係する内容がほとんどです。
世界中の多くのトレーダーが意識する「ダウ理論」の基本法則なので、一トレーダーとしてぜひ知っておいてくださいね。
なお、FXにおける実践的な「ダウ理論」の内容については、以下の【1日5分で学習①ダウ理論】をご覧ください。
※FXで大事なダウ理論の内容をまとめてあります!
まとめ
いかかでしたでしょうか。
今回は【「ダウ理論」の6つの基本法則】について紹介しました。
「ダウ理論」はもともとは株式相場での概念だったんですね。
そのため、FXで適用されない項目もありますが、世界中の多くのトレーダーが意識するダウ理論の基本法則なので、皆さんもトレードに携わる者としてぜひ知っておいてください。
では、最後までご覧いただき、ありがとうございました。
また次回もよろしくお願いします。