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元に戻ろうじゃなくて、
推しのラジオとYouTubeのおすすめ、色んな繋がりとタイミングが重なって、必要なタイミングで素敵な言葉に出会えた話。
小森くんとの出会い
かっきーこと乃木坂46の賀喜遥香ちゃんが大好きで、Tokyo FMのラジオ番組SCHOOL OF LOCK!の乃木坂LOCKS!(木曜日)をよく聴いている。
🧡💚
乃木坂LOCKS!の前の番組、SCHOOL OF LOCK!農業部の「校長の小森です!教頭のココです!(最近アンジーさんという方に変わった)〇〇県〇〇歳ラジオネーム〇〇です(リスナーさん)」というあいさつ?やりとり?もすっかり耳に馴染んでいた。「農業」や「食」に関わる夢を持っている学生さんのお話も、いつも素敵だなぁと思いながら聴いていた。(キキミミ食堂もいいけど逆電が好き)
でも、小森校長とGENERATIONSの小森くんが、私の頭の中でギリギリどうも繋がっていなかった。同一人物だということに、長らく気づかずにいた。小森くんのことは音楽番組やバラエティー番組(ヒルナンデスとか?)でたぶん見たことはあって、でもたくさんの出演者の一人として耳と目をすっと通過していた。radikoを開いて番組のサムネを見るのもほんの一瞬のことで、その小さな画像を注視することもなくて、絶妙にギリギリのラインで気づかずに、どこかの小森さんが校長なのね〜と思っていた(笑)。
が、先週の(10月31日木曜日の)乃木坂LOCKS!で、かっきーがGENERATIONSのライブへ行って小森校長が〜〜というような話をしていた。ん??と思った。絶妙に気づかずにいた、小森校長=GENERATIONSの小森くんという事実にやっと気がついた。え、あ〜〜!!と思った。
声と顔を別々に知っていた人が同一人物だった、でもいきなり同じ人でしたと言われても何だか結びつかない。そんな違和感を抱えたまま、ラジオの声から勝手に想像していた男の人と小森くんを重ねようとするもなかなか難しく、一旦これまで通り謎の男性小森さんの声として聞くことにした。
これが、小森くんとの出会い(?)。
一郎さんとの出会い
続いて、サカナクションの山口一郎さんとの出会いについて。時は少し前に遡る。
今年の春、異動後うまく部署になじめず、きついのをだましだまし耐えた(耐えられなかった)初夏を経て、夏から休職させてもらっている。
心療内科に通い始めてから、YouTubeでサカナクションの山口一郎さんの配信の切り抜き動画に出会った。不安から色々と調べたり見たりしていた検索履歴、視聴履歴から自動的におすすめに上がってきたのだと思う。同じ頃かその少し前に、LINEニュースだかテレビのニュースだかYouTubeのニュース番組の切り抜き動画だかで、うつ病を公表されたということを知る機会はあった。サカナクションのメンバー一人一人の顔と名前までは知らなかった私は、芸能人がうつ病を公表したんだぁくらいの印象だった気がする。ということは、その頃は自分の異変に気づいていなかったか、もしかするとそのニュースを見たのは春以前なのかもしれない。(記憶がふわっとしていて時系列がよくわからない。。)
そして、その配信の切り抜き動画で、一郎さんがリスナーさんとお話しされているのを聴いた。リスナーのおのせさんは、夢のために二つの資格を取る必要があり、専門学校二つに通う日々が大変で、でもその大変さを共有できる似たような境遇の友達も周りにいなくてふとした瞬間に孤独を感じる、勉強の日々の先にある試験に受からなかったら学費を出してくれている親にも申し訳ないと不安になってしまう、というような悩みを相談されていた。その話を聴いた一郎さんが発する言葉の一つ一つが、ご自身の経験があるからこそ話せる真っ直ぐ心に響くもので、寄り添いと励ましのバランスがちょうど良くて、真剣さと明るいテンションの加減も絶妙だった。
19歳で具体的な将来の夢を持っていて、専門学校二つに同時に通う日々を送って、孤独感や不安に押しつぶされそうになりながらも頑張っているおのせさんは、最高にかっこよくて眩しい。本人は苦しい日々かもしれないけれど、少し羨ましいとさえ思ってしまう。そして心の底から報われてほしいと応援したくなる。
私だったらたぶん、専門学校二つに通った経験を持つ人がいるか調べまくって、あまり前例がないことを知り怖気付いて、実際に行動には移せない。しんどさを覚悟の上でその日々に飛び込めている時点で、そんな経験を持っている時点でもう、すごい。(おい語彙力)
✉️おのせさんへ
本当に尊敬します。そして心の底から応援しています。無理だけはせず、ちょこちょこ自分を甘やかしながら、夢に向かって頑張る時間を楽しんでください。
✉️一郎さんへ
私はおのせさんみたく夢に向かって頑張る日々を過ごせているわけではないですが、たくさんの素敵な言葉、とても心に響きました。いつか誰かの話を聴く立場になったとき、一郎さんのようなあたたかい傾聴ができるよう、今、しっかり自分と向き合いたいと思います。
この動画を見た日が、やんわりと山口一郎さんに出会った日。
素敵な考え方との出会い
昨日、また別の動画がYouTubeのおすすめに出てきて、少し驚いた。
サカナクションの山口一郎さんとGENERATIONSの小森くんが対談している動画。サカナクションのこともGENERATIONSのこともお二人のこともあまり詳しく知らなくて、二人の関係性も知らなかった。
※この動画の中で小森くんが終始一郎さんと呼んでいて、誰かがサカナクションの山口一郎さんのことを直接呼んでいるのを初めて目撃したのがその一郎さん呼びだった、かつ何となくしっくりきてしまったので、私もちゃっかり一郎さん呼びさせてもらうことにした。
この対談の中で一郎さんが、元に戻ろうとするんじゃなくて新しい自分になるという気持ちを持つと楽になれる、とお話しされていた。
僕はうつ病になって今寛解に向けて頑張ってる状態なんですけど、
元に戻るっていうのは本当にもう無理だと思ってるんですよ、この病気になると。
昔のように働いたり、うつ病になる前の自分を取り戻したいと思ってこの病気と向き合っていくと、本当に苦しいんですよね。
だから僕は新しい自分になるっていう気持ち、それを持ってから本当に気持ちが楽になったし、やれることが増えたし、わくわくすることも増えたんですよ。
だから、今、病気で苦しんでいる人たちも、病気の前に戻ろうと思うんじゃなくて、新しい自分になる、何か新しい習慣を一個身につける、そう思うときっと楽になると思うんで、それをヒントにしてもらえたらいいなと思います。
01:06:24
番組をご覧の方へメッセージ より
山口一郎さんの言葉
休職期間に入って三ヶ月目。復職を意識し始めるも、具体的に戻ったときのことを想像して不安になってしまったり、そこに季節の変わり目が重なったりして、ゆるやかに回復しつつあった心身の調子が、先週末頃ガタッと崩れてしまった。
どうにかして早く、元の普通の私に戻らないと、という不安や焦りを感じていた。そんなタイミングでこの動画、一郎さんの言葉に出会った。元に戻ろうとするんじゃなくて新しい自分になるという考え方に出会った。
そっか。元に戻らなくていいんだ。そう思うと不思議とホッとした。どこかで、もう元には戻れない、という感覚があったんだと思う。何となく、自分の中の何かが変わってしまったような感覚があったんだと思う。
しんどい環境でがむしゃらに三ヶ月間頑張り続けられるかと言われればそんな自信はないし、自分をだましだまし平気なふりをして平日五日間を耐え忍べるかと言われればそれも厳しい気がする。そもそも、朝起きて日中活動して夜寝るというリズムを崩さずに、その中でバランスの良い食事や自炊、身支度や自分磨き、周りの人との最低限の会話や素敵なコミュニケーション、やるべきことややりたいことをこなす日々を送るという、これまでは何とも思っていなかった普通の日々に対するハードルがとてつもなく高く感じる。"普通"が、"みんな"が、すごすぎると思う。
でも、これまで普通、当たり前だったことがこれからもいつまでも普通で当たり前であり続ける方がおかしな話。小学生の頃なんて、ブランコ争奪戦のために給食を早く食べることに命をかけていたし、遊園地に行けば写真を撮ることになんて興味のかけらもなくてジェットコースターを何回ぶん回せるかが全てだった。人の価値観なんて変わって当たり前。ちょっと例があまりに幼稚だけれど、これからは、これからの私に合った日々を探していきたい。
そして、まだまだ先の話だけれど、いつか自分が誰かを支える側になったとき、小森くんのようなやさしさを行動に移せる人になりたいと思った。
木曜23時は
今日は木曜日。23時になったらradikoを開こう。SCHOOL OF LOCK!農業部を聴こう。乃木坂LOCKS!を聴こう。
初めて、小森校長=GENERATIONSの小森くんと認識した状態でスタートから聴くラジオ。やっぱり謎の男性小森さんの声に聞こえてしまう気がするけれど、まあそれでもいいか。
ラジオ風に。ここで一曲🎧
サカナクション / 壁
木曜日、おつかれさまでした🌠