#48_舐められない、搾取され続けないために出来ること
私自身も含め、人は相手のことを第一印象で
ある程度「この人はこんな人だろうな」と
無意識のうちに決めています。
私は小柄で女性であるために、よく舐められます(笑)
日本社会が男尊女卑と言いますか、男性優位
の社会であるがゆえに、いわゆる「パワハラ」
「セクハラ」は何度もやられてきました。
なぜ私ばかりが???と思っていたのですが、
ある方のお話を聞いていてわかったんです。
私は女性である、かつ、小柄で小さい、これが
舐められたり搾取される、パワハラやセクハラ、
モラハラを受けやすい原因であることがわかり
ました。
もうこればっかりはどうしようもないことです。
今から背が伸びる?なんてことあり得ません(笑)
女性に限らず男性でも、パッと見の印象が優しい
、小柄、おとなしい、穏やかな人、だったりする
と、やはり標的になりやすいんです。
そりゃそうでしょうね、見るからにゴツイ強面の
人に対して、偉そうなことを言った日にゃ、
ボコられます。。。すみません、表現が荒くなり
ました。
では、どうすればいいか?
このままずっと舐められて搾取されて、ハラス
メントの標的にされ続けないといけないのか?!
いえいえ、そんなことはないんです。
優しい人や性善説を信じている人、子どもの頃
から「人はみんないい人なんだ、悪い人はいな
い」といった洗脳・親から言い聞かせられてきた
ことが真実となっている場合、どんな酷いことを
言われたりされたりしても反撃しない人がいます。
私もつい最近まではそのタイプでした。
が、さすがに「これはおかしい」と思うように
なり、色んな人の話を聞いたり本を読んだり、
心理学や脳科学などを学ぶうちにわかりました。
どんな世界にも、とんでもない人間は存在する。
同じ人間だと思って優しくしていると、相手は
どんどんつけ上がる。
自分の身は自分で守らなければ、誰も守っては
くれない。
といったことがわかりました。
残念ながら、性善説を信じていては何時まで
経っても舐められますし搾取され続けます。
善人ぶって近づき、優しい人から奪いまくる
人は必ずいます。避けようにも避けられない
場合もあります。職場とか、親族とか。
こういったいわゆる「モンスター」に対して
どう向き合うかですが、基本、向き合うな
んてことは無理です。
関わらないに越したことはない、これが鉄則
ですが、わからずに関わってしまい酷い目に
あっているなら、これからお話しすることを
やってみてください。
次にひどい目にあわされたら、
きっちりとはっきりと、怒る!のです。
「それはとても不快です」
「そういったことを言われるのは心外です」
「それは嫌なのでやめてください」
といった感じに、
はっきりと何が嫌なのか、どこがダメかを、
きっちり言うこと。
これに尽きます。
言っても相手がまだ酷いことをしてくるなら
ブチ切れましょう!
いいんです。思いっきりキレて相手をビビら
せるぐらいでないと、相手はやめません。
ちょっと過激な発言になりましたが、はっきり
言わないからやられる、というのは本当なん
です。
相手からすれば「コイツは何も言ってこない
からどんどんやってやれ」という認識なんで
すよ。
これまでずっと我慢して耐えてきたあなたが
急にブチ切れたら、相手もびっくりするで
しょうし、ビビってもうしてこないかもしれ
ません。しつこく繰り返してきても、何度で
も
きっちり怒る!
これをやらないといつまでたっても舐められ
相手の都合のいいように扱われ、搾取され傷つけ
られます。
八つ当たりしてくる相手に対しても同じく。
「なんで私が八つ当たりされなあかんねん!
ふざけんな!!!」
(私、関西人ですのでご了承ください。)
ぐらいの勢いで良いんです。
当然、揉めることもあるでしょう。
それも覚悟の上でやるんです。
揉め事を避けていては、いつまで経っても
状況は良くなりません。
世の中、綺麗事だけではやっていけません。
現状を打開する強さを持たなければならない
そんな時はあります。
命の危険を感じたら、必死に逃げるか戦うか
どちらかを選択してやるでしょう?
それです。
心の傷は目に見えないから放置されがちで
すが、それはダメです。
でもそんなことできない・・・という方も
いらっしゃると思います。状況的、精神的に
かなり弱っている、なんて時は難しいと思い
ます。
そんな時は外に助けを求めること。家庭内の
ことならすぐに警察に駆け込んだらいいん
です。
泣いてもいいし、震えていたっていいんです。
警察って意外と優しかったりします。
女性が駆け込んだら、ほぼ守ってくれます。
追い出されたりなんてしませんから安心して
ください。すぐに女性警察官を呼んでくれ
たり配慮してくれますよ。
会社内であれば、自分の上司やその上の上司、
ハラスメントの窓口や人事部など、どんどん
訴えていきましょう。
私自身もそうやってとんでもないセクハラや
ストーカー行為をしてきた人に対しては、
きっちり対抗してきました。
でも訴えていくって、本当に心身ともに消耗
するんですよ。ボロボロになりかねません。
だから一人でやるんじゃなくて、出来れば
信頼できる同僚や仲間、家族と一緒になって
味方をつけて立ち向かってください。
そうすることで、相手も自分の行いが如何に
クレイジーだったか、自己中心的であったか
身勝手だったかを明確に知る事ができます。
わからないんですよ、酷いことをする人って
自分のやっていることが如何に酷いかが。
この記事を書きながら、ずっと言えず我慢
していたころの自分を思い出していました。
その頃の私の頭の中は
「こんな強気なことを言ったら、嫌われて
後でやりにくくなるかも・・・」
だったんです。
我慢し過ぎて全身に蕁麻疹が出て、飲み薬
では効かなくなり、強い注射を打って安静に
し、6時間経過後にやっと治まる・・・
そんな時期もありました。この強い注射を
打ってくれた看護師さんと診察してくださ
った医師は、「我慢しなくていい、いっそ
転職したらどうかな?」と逃げる選択肢を
出してくれたり、寄り添って涙ぐんでくだ
さいました。
まだ完治はしていないので、今も時々診察
を受けますが、「だいぶ元気になったね」
と喜んでくださいます。本当にありがたい。
蕁麻疹だけではなく自殺願望も出てきた
ことはありますが、幸い実行には至らず
なんとか生き延びています。
もったいないじゃないですか、そんな
くだらない人のために自らの命を差し出す
なんて。自分がこの世からいなくなっても
その人は笑って暮らしているんですよ。
だから、変なことは考えないでくださいね。
話がそれてしまいましたが、舐められ
ない、搾取され続けないために出来る
ことは、
きっちりはっきりと嫌だと言うこと。
怒ること。
これに尽きます。
最初は怖いかもしれませんが、そこを
乗り越えましょう。一人で無理なら、
信頼できる人の力を借りましょう。
周りを巻き込みましょう。
揉めることを恐れていては、自分が潰さ
れるだけです。
途中、関西人ならではの強い口調、表現が
ありましたがわかりやすくお伝えするために
あえて選んだ言葉です。
ご了承くださいませ。
あなたの人生が、明るく笑顔の多いものに
なりますように。