見出し画像

他人からの評価ばかり気にしている人は、結果として、自分のことしか考えていない自分勝手な人。

TBSラジオのポッドキャスト番組『ジェーン・スーと堀井美香の「OVER THE SUN」』が大好きな互助会員(アラフィフゲイ)なんだが、本当に首がもげるくらいスーさんのコメントには頷く場面が多い。同じくTBSラジオの『ジェーン・スー生活は踊る』の『相談は踊る』のコーナーも大好きでよく聞いている。リスナーからのお悩み相談にスーさんが答えていくコーナーなんだけれど、今回のお悩み相談が「職場での評価を気にしすぎて転職しようか迷っている人」についての回だった。(こちらもTBSラジオのポッドキャスト番組『となりの雑談』の桜林直子さんとのトークも引用してたのかな?)

スーさんからの回答は、要約すると

「他人からの評価ばかり気にしている人は、結果として、自分のことしか考えていない。一見そういう人って小さくて、弱くて、気にしいな、自分勝手な人。

こういう人が目指しているゴールは、「相手に好かれている、最高にイケてる自分」。そのために、常に他人の評価を気にし、頭の中で「ダメ出ししてくる他者」を作り出して一人相撲を取っていて、結果として、自己中心的な行動になり、逆に評価されない。

一方で、同じ「相手に評価されたい」という思いを持っていても、考え方が違う人もいる。その人の「相手が喜ぶ姿」を想像し、相手のために行動する。この場合のゴールは、「幸せそうな相手」。自分ではなく相手にスポットライトを当てることで、結果として評価される。

つまり、「相手に評価されたい」と思ったとき、自分にスポットライトを当てるのか、それとも相手に当てるのか。この違いが、評価されるかどうかを大きく左右する。

納得です、スーさん!
でも、ついつい自分にスポット当ててしまうんだよな。
なんてことを考えていて、過去の恋愛を思い出してしまった。

5年ほど同棲していた相手がいたんだけれど、相手は気にしいで、繊細で、優しくて、そんな彼が好きだった。でも結局は相手の浮気が原因で別れてしまった。一緒に住んでいたというのもあるけれど、別れるときにたくさん話しをして最後にわかったのは、

彼は「私から好かれている自分が好きなのであって、私のことはそこまで好きではなかった」ということがわかってしまって、心底傷付いた。

私の目には優しそうに見えていた彼は、他人から好かれるために優しくしていただけで本当の彼は優しくなんてなかったし、結局、自分のことしか考えてなかったんだなーと思ったら、人間不信にもなったし、恋愛なんて二度としたくないなんて思ってしまった。

時が経って今となっては、偽りだったかもしれないけれど、一緒に過ごせた時間は幸せだったと思えるし、そんな時間を共有してくれた相手には感謝している。

まぁ、ドン底だったときに、とことん寄り添ってくれたゲイ友がいてくれたことにも感謝だし、あらためて友人がいれば恋人は良き出会いがあれば〜なんて言ってたら、ずっとシングルな状態が続いているから、このままでも、まいっか!

「後ハッピーマニア」という漫画の主人公カヨコは「結婚=幸せ」と思い込んで、そこまで好きでもなかった元カレ・タカハシと結婚し平穏な生活を送っていたのに、浮気の心配がなかったタカハシがまさかの浮気で離婚する羽目に。なんの取り柄もなく自活できないカヨコが、ひとりでどう生きていくかを描いていて、こちらも共感ポイントが盛りたくさん。

ジェーン・スーと安野モヨコは神!


ってなんのことやら。アラフィフゲイのおっさんだけど、マインドが平成ギャルってどんなもんよ?でも、同世代の人生迷子の子羊たちには「後ハッピーマニア」はぜぇっーったい読んでほしいの!

なんだか自分で書いていても着地点がわからなくなってきたので、この辺で。


いいなと思ったら応援しよう!