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20歳になりました。今後の自分をを考えてみる。
11月2日、ついに20歳になった。
10代が終わり、20代に突入。
私にとっては、大きな節目の年。
そんな大切な今年の誕生日は、思いの外何気なく過ぎていった。
ケーキを食べることも、家族からプレゼントを貰うこともなかった。
望んでいた訳では無いし、それでいいと思っていたけれど、いざ現実になるとやっぱり少し寂しい。
そんな私はまだ子供だ。
誕生日の日、朝から大学の講義を受け、そのまま高校時代所属していた部活のお手伝いへ行く。
中学・高校と今を合わせたら、もう7年近く部活と関わっている。
演奏をせず、裏方に徹底する立場で動きを見ていると、余裕がある分どうしても「こうすればいいのに…」と思うところばかりが見えてしまう。
演奏も段取りも後輩たちにそんな余裕はないと分かっていながら、言いたいことばかりが増えてしまう。
結局、主役である後輩たちの意見を聞くことも出来ず、尊重できず、先輩である私たちが決めて、それを押し付ける形になってしまう。
それはしたくないと思いながら、時間の関係でそうせざるをえなくなってしまう、どうしても色々言いたくなって口を出してしまう、そんな状態がもどかしくて、でもどうしようもなくて、心が痛い。
そんな中で、私と同じようにサポートとして来ていた同期は、そのような主役である後輩たちの意見を尊重できないやり方に反抗していた。
私の先輩は、動きを早くするためならと積極的に動く人だった。
サポート側のリーダー的存在であるその人に、同期は「嫌です」とはっきり言っていた。
時間的に余裕もなく、お互いイライラしていたのだと思う。きつい言葉は使っていないけれどお互い感情をむき出しにするような、そんな態度であったのは良くなかったと思う。
それでも同期は、「本人たちの意見を無視してまでサポートが動くべきじゃない」という自分の信念を貫いていた。
言い方は考えるべきだったと思うけれど、私はそれを見て「羨ましい」と思った。
私も、そんな風に強くありたい。
いつも周りの空気や人の態度を気にして、波風を立てないように過ごしている私。
自分の意見を言えずに堪えることもあった。
それで息苦しくなることも、少なからずあったと思う。
大学に入ってから1年ちょっと、noteを始めたり、自己分析をしたり、自分磨きをしたり、日記を始めたりして少しずつ自分と向き合ってきた。
そんな中で、「私らしさ」とか、これだけは譲れないみたいな信念が、少しずつ分かってきたように思う。
自分の信念を曲げずに、周りに流されず自分を持てる人。
そんな強い20代になりたい。
今まで通り、自分の気持ちには真っ直ぐに。
周りの人達の目や雰囲気を気にして流されるだけでなく、ときには自分の考えをきちんと言葉にできるように。
結局いつもと同じような、雑なまとめ方しかできないけれど、そんな芯のある大人になれるように、これからも毎日、少しずつ、頑張っていくしかないんだと思う。