“怒り”や“怖さ”から資質を理解する
今日は「コントラスト体験」から資質を再確認することを書きますね。
コントラスト体験とは、「何この人、腹が立つ!」「どうしよう⁉怖いよ~!」と“怒り”や“怖さ”で嫌な気持ちになった時に、「自分が本当に何を求めているか」が明確になることです。
このコントラスト体験、私はオンラインサロン「共笑塾」をオープンさせる時に毎日体験していました。
共笑塾は、サロンオーナーの私の知識を披露して、それを会員の皆さんが学ぶという私塾の要素はありますが、メンバー同士が情報交換をしたり、イベントを立てたりする交流会の場の要素があります。
私がお伝えできることはもちろんお伝えしますが、メンバーが自分で学んだことをシェアして、学びの定着を図る、私たちみんなで作りあげていく場所なのです。
なので、「私が」すべてを完璧にリードしなくてはいけない、とは最初から考えていないのですが、どうしてもどうしてもすぐにこう考えてしまいます。
「メンバーに、たいしたことない、と思われたらどうしよう…」
「優秀なコンテンツを用意できなかったらどうしよう…」
「なんでこれ始めるって決めたんだ、私? 怖いよ~(泣)」
自分で書いてて、「いい大人がなに言ってるんだ」とツッコミたくなりますが、本当にその考えが頭の中をぐるぐるしちゃってました。
この思考に関係してるのは、
ストレングスファインダー®の資質の中の、人に重要な存在として認められたい「自我」と、
優秀な状態を常に目指して磨きをかけたい「最上志向」が関係してます。
この怖さの感情は、自分ではどうにも止められません。
だって自我と最上志向は私にとっては核になっている資質…、止めようとしても止めようとしても止まらない、冷蔵庫のスイッチのようなものだから。
そして、自分でもよ~くわかっています。
怖さの正体は「それを猛烈にやりたい」から、なのです。そこはとても明確なのです。
「慎重さ」が上位にある人は、初めてトライすることに、やるかやらないかの決断を迫られて「これすぐにやって」なんて言われたりすると、「ちょっとは考えさせてよ、用意する時間くらいくれてもいいじゃない!」と怒りが湧くかもしれません。
「調和性」が上位にある人は、みんなで進む方向が決まって、いざスタートしようとするときに「ちょっとまって、さっき言えなかったんだけど」と違う意見を言われると「なぬ~、だったら早く言ってよ!」と、ちゃぶ台をひっくり返したくなるかもしれません。
みなさんが「怒り」や「恐怖」を感じた時は、それをひっくり返してみてください。
裏側を見ると「自分が本当に何を求めているか」が明確になってきます。そこに上位資質も関係しているのです。
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