見出し画像

【育児日記】子育ては、自分との戦いでもある

【育児小話】~ボクシング解説風~

(鐘)カーーーーーーン!!!!

解説1「さぁ、娘ちゃんのギャン泣きで試合開始だぁ!!!」

解説2「抱っこしても身体を全力でそらしますねぇ。これは落っこちそうだ。」

解説1「両親は、ミルク、おむつ、部屋の温度調整など、パンチ(お世話)を打っていきます!!」

解説2「まだ落ち着かないですねぇ。両親は次の作戦を話し合っています。」

解説1「そんな中、母親は一旦ベットに置くようですね!」 

解説1「・・・おおっとぉ!!?娘ちゃんの様子が・・・!!」

「「吐き戻したぁ!!」」

解説2「どんどんあふれ出てますねぇ。両親の絶句した顔がナイスですね(笑)」

解説1「これは背中トントンが足りなかったかぁ!!?」

解説2「まぁ、娘ちゃんが落ち着いたので、良いんじゃないですか?」

【WINNER むすめちゃん!!!】

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

・・・解説風、どうでしたか?(笑)


このあと、むすめは嘘みたいにスッと眠りにつき
夫と静かにシーツを変えたりあくせくしていました(笑)


娘が生まれてから、子育てのゴングが鳴らされ、それから毎日が本番勝負。そんな中、できるだけ喜んでもらうべく、鍛錬するわたしたち。

慌ただしい日々ですが、かわいいむすめを見るたびに、産み育てることを決めてよかったなぁ、と感じます。

ですが、その反面、子育てには大変なこと、辛いことが多いのも事実。

そんな時も、なるべく楽しく心地よく、乗り越えるにはどうしたらいいのか?そのためには、今までの自分と戦い、葛藤することもあるよね、という話です。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

人と関わるのは、正直、面倒なことばかりだな、と感じます。

ただでさえ喋り下手なので、へたな質問をして、相手にネガティブな反応をされると、それに感情を揺さぶられてさらに疲れてしまいます。

だから、妊娠前は、できるだけ人と関わるのを避け、面倒だと感じたらこそこそ逃げていました。卑怯なやつです(笑)

ところが、状況は変わりました。これからは娘に関わる人たちが増えていきます。母親であるわたしも、ガシガシ関わっていくでしょう。
さらに「子育てはひとりでするのは大変。できるだけ周りを頼るようにしましょう。」と当然のように何度も言われ、「子育ての負担を軽くするには、今までの人付き合いの仕方を変えていかなくちゃいけないかな・・・。」となんとなく思うようになりました。

それでも、やっぱり、自分のペースを保ちたいから、里帰りは早々に終わらせよう!なんて思っていましたが・・・。

いざ、子育てが始まると、「赤ちゃん」という慣れない生命体に圧倒され、目を離せず、他のことに手がつかなくなりました。夜もおちおち寝られません。
子育ての仕方も、自分で調べたことを駆使してみますが、本当にそれが娘にとってベストか分からず、日々悩みます。

劇場版「踊る大走査線」で有名な青島のセリフに「事件は会議室で起きてるんじゃない。現場で起きてるんだ!」というのがあります。子育てもまさにその通りで、事件(と言う名のリアルな子育て)が起きているのは生の現場です。その現場でむすめを見て、判断していく力が求められます。

これは、ひとりでやってたら煮詰まる。たしかに、子育てに関わる人は多い方が良いな・・・、ということを、そうそうに実感しました。
本当は、人と関わるのは面倒です。でもこのままでは、せっかくの育児が楽しくなくなってしまうかもしれない。

・・・背に腹は代えられません。こうなったら逆に「周りに前のめりに関わってもらおう作戦」に切り替え、保護者の目を意識的に増やすことにしました。

わたしの実家には、母と父、近所に姉と妹が住んでいます。幸運なことに、全員子どもが好きなので、どーぞどーぞとばかりに、じゃんじゃん触れ合ってもらい、その間にわたしは意識的に休んで、夜間のお世話に向けて、体力を回復させてもらいました。

1ヶ月検診では、「こんなこと聞いたら、変に思われるかな・・・。」と思うような質問もガンガン聞いて、「心配いりませんよ。」と何度も言ってもらいました。(本当しつこくてすみませんでした・・・。)

これからある「赤ちゃん訪問」も、出産前は乗り気ではありませんでしたが、今は待ち遠しいくらい(笑)
早く現場にいるむすめを見て、これからの子育てを相談したいです。

相手にネガティブな反応をされて、「やっぱり人と関わらない方が楽じゃない?」と言う自分と戦って、あえて突き進んでいくと、気が付いたことがありました。それは「案外、みんな協力したいと思っている。」ということ。わたしが思っている以上に、周りはノリノリで「そんなことを頼んでも良いの?」ということまで率先して引き受けてくれます。(まぁ、うちのキュートな天使ちゃん(むすめ)のおかげが大きいでしょう。)

だから、わたしみたいに、人と関わるのが苦手な人は、子育てにおいて「ちょっと図々しいかな?!」くらいの勢いで、周りと関わっていくくらいが丁度良いのかなぁ、と感じています。

とはいえ、自分のペースも大事なので、定期的に自宅と実家を行き来することで、ちょうど良い距離感を探っています。お互いが行き来できる距離であることに感謝です。

これからも、今までの自分との葛藤はまだまだ続くと思いますが、「現場のむすめちゃん」を良く見て、時には今までの自分をあえて制して、進んでいきたいです。


【育児小話】~ボクシング解説風の続き~

解説1「お布団のシーツを代えたようですね!その上にむすめちゃんを寝かせたぁ!」

解説2「お!むすめちゃん、笑ってますよ。満面の笑みですね。」

解説1「これには、両親ともども完全に!」

「「K・O!!(ノックアウト)!!」」
(鐘)カンカンカンカーーーン!!

解説2「生まれてきてくれてありがとう・・・、と言いながら崩れ落ちましたね。」

解説1「まさかのほっこりしたラストでした!」

解説2「引き続き彼らの健闘を祈りましょう。」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


できるだけ心地よく、楽しく子育てをしていけますように。


最後までお読みいただき、ありがとうございました!



この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?