ギリギリのときに作る餃子
あーーー無理!もう脳みそが限界で仕事なんて手につかない!
でもやんないとヤバイ!
でも創作意欲は有り余ってて手は動かしていたい!
でも脳に負荷がかかることはしたくない!
そんなときにぴったりなのは餃子作りである。
とりあえずキャベツを無心で微塵切りにし、無心でひき肉と捏ね、無心で包む。
無心で単純作業やルーティンワークをしていると、焦った精神状態とか不安な気持ちとかがふーっと消えていって冷静になれる。餃子作り ≒ 写経と言っても過言ではない効果。
脳に負荷はかけたくないけれど、何かは作っていたいときに最適な方法で、創作意欲を満たしているうちに餃子が出来上がるため、生産的である。
唯一の欠点は目の前の仕事は何一つ進んでいないのにもかかわらず時間だけが減っていて逆に自分を追い詰める結果になる点である。致命的すぎる。
学生の時から「創作意欲 >>> 作るための体力(脳のキャパも含めた)」でつり合わない毎日を送っていて、課題や仕事が詰まってきて何も考えたくなくなったとき、手間のかかる料理を作っては創作意欲だけを満たしている。
基本創作意欲過多で体力が足りてない。常に。
体力が貯まるまで待てばいいのに、満たされない創作意欲の方を何とかしようとしてしまう。
目先のことに囚われて後のことを考えられていない典型である。
そんなこんなで我が家の冷蔵庫には餃子3回分が眠っている。