対人関係療法 ①
こんばんは、璃火です。
幼少期からの聞き取りが終了し、いよいよ対人関係療法が始まります。
対人関係療法や気分変調性障害について書かれたブログ、あんまりないですね。誰かの役に立つか分からないし需要あるのかって感じですけれど、自分の備忘のために残していきたいと思います。
持続性抑うつ障害 (気分変調症)とは ~うつ病との違い~ (aburayama-hospital.com)
人間関係の輪
人間関係の輪なるものを書きました。
自分にとって近しい順、自分の判断・気持ちに大きな影響を与える順に、同心円状に書いていきます。例えば、中心には、「両親(家族)」「恋人」「親友」、次の円に「友人」、最後に「知り合い」「職場の人」というように。
私は中心に両親、次の円に、中高のクラスの友達2人・部活の友達3人・小学校の友達・大学の友達2人を書き、その次の円に好きな男の子(自然消滅しそうなので)、職場の人、大学時代のサークルの人と書きました。
両親との関係
その上で、今回のカウンセリングでは、まず両親のことをわたしがどう思っているのか尋ねられました。対人関係療法に使うそうです。
前回ちらっと、わたしが高校を休んだとき、父が「仮病だ」と言ったことを話したので、カウンセラーさんは気になったようです。
とはいえ、わたしは「父がイライラしていただけなのでそれは大したことない」と伝えた上で、「浮気しないし、真面目にお仕事しているし、努力家だと思う」と答えました。
次に母の話。わたしは「第三者…友達くらいの距離感ならきっといいひとなのだろうと思う」と話しました。
「娘としては、かなり依存されている気がする」。
ここから深堀に入りました。
実家にいたときは、コンビニでちょっと甘いものを買って帰るのもはばかれる。母の目が気になって。好きなものワクワクして買って帰ったら、「ママ、璃火ちゃんと○○食べたかったのに~」と言われて、なんか罪悪感で、いつも謝っている。
高校時代ラジオをイヤホンで聞いていたら、イヤホン外しなさいと怒られた(わたしが何を聞いているのか把握したかったから)。ラジオを聞くのを辞めた。
就活時代、今日はどこの説明会聞いたの?と一社一社把握されるのが嫌で、適当に「メーカー」とごまかしたら、「なんで言わないの?!大学のキャリアセンターに電話してどこ受けているか聞くからね!」と怒られた。
大学時代、大量の荷物が送られてきて、玄関に処理できずに積み重なって、片付けられない。母に嫌だと伝える選択肢は思いつかず、片付けられない自分を何度も責めた。
東京の大学を受けようとしたら「ママのことが嫌だから東京の大学受けるのね」等々。ほかにも色々ある。
…でも話しながら、「こんなこと話していいのだろうか」とも思いました。
たしかにわたしの母は過干渉だと思う。
でも、悪口になっていないかなとか、もっとひどい人はいるし、金銭的に生活に苦労をさせられたことはないから(大学院も行かしてもらったし)、親のやばいエピソード話して何を甘えたことを言っているんだと感じます。
母だって、色々事情があるのだろうし、なんとなく気の毒な人だと思うから。
うつの症状
話が少し逸れましたが、ここ最近、ずっと「もっと頑張らなきゃ」と思っていると伝えました。
好きな男の子と全然進展しなくて、もう2年だから次の恋に進むのが「普通」だと思う。前向きに頑張って、何かに夢中になっている、恋愛以外に没頭してて自立している人にならなければならない。
あとは、新入社員だから。
わたしは専攻外の専門職に就きました。メーカーなので、技術の勉強、専門の勉強(ほかの人はみんな学士・修士を持っている)、それから英語の勉強。せっかくTOEIC高得点で採用してもらって毎日英語を使う部署に配属されたけれど、期待に添えるような英語力がないと感じる。
リーディングもライティングもスピーキングも…。
6月に片思いがもうダメかもと思ってから、
ジムをたくさん探し、ジムに通い続け(とりあえず体絞りました)、
最近は英語のコーチングに申し込み(1日2時間強制的に勉強させてくれる)、専門分野の資格試験に申し込み(11月受験)、好きな男の子は料理もできるから料理も練習して、
出会いを広げるために、彼を忘れるために新しいコミュニティ探しを毎日やって、もう絶対にやりたくなかったけどマッチングアプリダウンロードした(まだ始めてない、写真も登録してないのに大量のいいねが来て恐怖を感じる。とりあえずプロフィール写真だけ撮りに行く)。
理由は、マッチングアプリ嫌だって言ったら、「わがまま」とか「出会い探しの努力不足」なんじゃないかと思うから。
今の自分じゃダメだ、自分を救えるのは自分だけ、悩むより問題解決…自分をもっと追い込まなければならない焦燥感。
好きなことをしてみたいけれど、不安で手につかない。
失恋動画ではよく「恋愛以外のことに没頭しよう」と言われるのに、没頭するエネルギーがない。好きなものが分からない。そんな自分がまたダメだと感じる。そういえば大学1年のときからそうかも……。
カウンセラーさん曰く完全にうつの症状らしい。
うつの人は口をそろえたように「もっと頑張らなきゃ」と言うそうです。
健康な人は、そこまで頑張っていない。意外とサボって適当にゆるゆるやっているのだと。たぶん、璃火さんの20%くらいの力で。
わたしは信じられない気持ちになりました。
みんな多かれ少なかれ悩んでいるのだから、このくらい当たり前ではないのか?と。
(…書いてて、こんなに精神やばい状態で、好きな男の子に関わったら迷惑だよねという気がしてきたw。ほかの人に対しても。
今のところ徹底的に隠し通して明るい女の子を演じているけれど、いつかぼろが出たらやばいなぁと思う。親密になったらぼろが出ちゃいそうでこわいなぁ…だから片思いうまくいかないままの方がいいのかもしれないと感じる)。
不安
対人関係療法って、特定の人との関係を軸として、コミュニケーション方法を身に着けたりして治していく手法らしい。
ただ猛烈に不安を感じるのが、ちょうどいい「対人関係」がわたしにはない。今ほんとに希薄な関係なのです。
職場の人とは一定の距離を保っている。
メンターさんには「いつ敬語抜けるの?」と聞かれてしまいました。(たしかに年齢は同じだけど、「メンターとメンティ―の関係だから」と答えた)。
気分変調性障害の対人関係療法の本には、「身近な人に支えられて」と書いているけど、わたしには頼れる人がいない。
両親には絶対に頼れない。ようやく自立したのに、今ちょうどいい距離感なのに、わたしが「病気」だって分かったら、母は「押しかけて」きそうだ(過干渉再び)。父は、祖父の介護のことや仕事のことで悩んでいるから、娘がこんな状態になっていたら心労を増やしそう。(というか父に知られたら母に自動的にばれるだろうから話す気はない)。
大学2年までなら何でも話せる友達がいたけど、その友達はコロナ禍を機にメンタルを壊してしまって、今もなんだか元気がない。
ほかの友達は、地理的距離があったり、大事な国家試験の勉強をしていたり、DVを受けてわたしが話を聞いて支える側だったりする。
「身近な人に支えられて」という文をみて、ちょっとほろ苦い気持ちになりました。
かといって支えてくれるひとがほしいとかは思ってなくて、今の距離感で満足してます。一番頼りになるのは他でもない自分だから。
まとめにかえて
前途多難な感じがしますが、とりあえずカウンセリングは続けてみようと思います。
それでは。
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