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モーニングNo.8(2025年)※ネタバレあり

 みなさんは実写ドラマ版の「探偵学園Q」を覚えていますか。主人公役は神木隆之介で、主題歌はFlowのAnswerという曲で、よく流れていたので結構耳に残っています。ドラマは独特の気持ち悪い禍々しい事件が多く、幼いながら怖かったのを覚えています。
 その頃に兄が漫画の方を買って、それも怖がりながら読んでしまいました。
 そして程なく、なんか誰かにもらったらしく、「金田一少年の事件簿」も我が家にやってきました。いろんな意味で魔神遺跡殺人事件が一番印象的でしたね。ああいう変な村みたいなのが一番怖い。

 前置きが長くなりましたが、今号で話題なのがコミックDAYSより出張掲載「金田一パパの事件簿」です。
 コミックDAYSは講談社のやウェブ版の漫画誌で今ではそちらの方が閲覧数が多いのでしょうか。モーニングに掲載されることがどういうハードルなのか、講談社内部の事情は今はそこまで考えないことにしましょう。
 とにかく、金田一もずっとシリーズを重ねているんですね。
 ある依頼でめっちゃ怖そうな廃旅館へ誘われる金田一と息子。久々にこの感じぞくぞくしました。

 二つ目は「リエゾン―こどものこころ診療所—」。知的障害を抱えた子とその親に、親の病気という深刻な現実が突きつけられます。
 そして、16号までのお休みと、最終章の開始という情報がありました。
 子どもを育てていく上でのあらゆる困難を描いて来た本作。どんな締めくくりをされるのか。とても待ち遠しいです。

 最後に触れたいのは「だんドーン」です。幕末の薩摩志士たちを描いて来た本作。舞台は生麦事件にさしかかります。泰三子さん独特のノリ描かれる生麦事件。薩摩藩の思考のやばさが際立って、とても面白いです。各人物や諸藩がどういう状態だったのかなど、現代に寄せた感覚や言葉でとてもわかりやすく、頭にストーリーが入ってきます。歴史系が苦手な人にも読んでみてほしい漫画ですね。

 遅ればせながら8号の感想でした。
 

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