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保育園の行事がつらい話

娘たちは同じ保育園に通っています

私たちの住んでいる地域はとても田舎で保育園が数えるほどしかありません

待機児童になることもなく、2人とも同じ園に入れました

わりと大きくて、行事やイベントなどが多いのでそのたびに親が見に行くことになります

運動会や発表会など親やおじいちゃん、おばあちゃんが観覧するものが私にはとてもつらいです

私は人が集まるざわじわした場所がとても苦手で、音や人波がうるさいし不快だと感じてしまうことが多いです

保育園は行事のお知らせを出してくれるのですが、それをもらった時からもう憂鬱

子どもが出る催し物は好きですし、見に行きたいという気持ちはもちろんあるので行事自体が嫌いなわけではありません

自分の子どもの晴れ姿はやはり見たいのです

私は今までたくさんの行事がありましたが、1回だけしか欠席したことがありません

その1回はほとんど寝たきりになっていた時だったので、さすがに無理でした

なので、基本的に体が動く時には行事に参加します

行事の何日も前から緊張と不安を感じ、行事に出るために体調を管理します

他の精神疾患のないママさんたちは純粋に行事を楽しみにしていることでしょう

行事に行く時に自分の体調を気にしたり、ドキドキすることもないんだなとうらやましいです

反対に精神疾患のある私にはとてもハードルが高いことなのが悔しいです

精神疾患を自覚してから色々悔しい思いはしてきましたが、子育てでも同じです

他のママさんと自分を比べて落ち込むこともあります

保育園の行事は自分と他のママさんたちとの違いを実感する時でもあるのです

皆自分の子どもを見に来ているのだと言い聞かせて、色々なことを考えて気を紛らわせながら毎回行事に参加しています

他のママさんと比べてもしかたがないのですが、やはり気になってしまいます

他にもママ友さん同士で談笑しているグループも苦手です

私は子どもの時からなのですが、人の笑い声がとても苦手で不快な音なのです

特に女性の甲高い笑い声が苦手で、自分ではどうしようもありません

私の親に聞くと、私が物心つく前から人の笑い声は苦手だったと言います

だから、もう努力で治そうとしても無理な領域なのだと思います

こういう症状(?)がある中で保育園の行事に行くのは本当にハードルが高いのです

こんなに頑張っているのだから、私は誰かに努力を認めてもらいたい気持ちになりますが、こういう努力は見えないし誰からも認めてもらえないんですよね

誰にも努力に気づいてもらえないのが精神疾患の悲しいところです

特にマイナスをゼロにする努力は努力としてカウントされないです

大抵普通の人はできるのに努力が足りないと言われて終わります

むしろ普通の人より努力しているのに理不尽だなと悲しくなりますよね

精神疾患を持つママは日常的にとても努力していることを認めてもらえるといいなあと思います


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