つよつよ植物
皆さんは植物を育てたことはあるだろうか?
あるいは現在育てているだろうか?
もし趣味で育てているという人、これから育ててみたい、興味があるという人にこの記事は本当にほんの少しだけ役に立つかもしれないし全く役に立たないかもしれない。
この記事は、投稿主が疲れすぎて放置していた植物たちの中に、それでもちゃんと育っていた!というものがあったので紹介していく。
私の本業は農業の会社に勤めている会社員だ。なぜこの仕事をしているかを1から話すと長くなる。が、ざっくり言うともともと植物が好きだったからである。そのため、家でも好んで植物を育てている。
しかし、最近問題が起きてくるようになった。それが……
繁忙期、疲れて管理ができない
おそらく、園芸に興味があっても始められない……という人の中には、水やりや植え替えなどの管理ができるか心配、という方も多いのではと思う。
まして農業ともなると、春から秋にかけての繁忙期は、植物全般がよく育つ時期である。
特に猛暑の続く近年の夏は、水切れがとても心配される。その上、すぐに雑草が繁り除草が大変である。
さすがに私も管理できない状態が続き、そろそろ手が回らないものから処分していこうか……と思っている次第である。
しかし本日、放置していた植物の中で、なんとちゃんと育っていたものがあったので紹介しようと思う。
1.ゼフィランサス
去年か一昨年の春に植え付けた球根植物である。
小さくて可愛らしい。
水やりがしっかりできていた去年は全て咲いていた。が、水やりが疎かになっていた今年も一輪咲いた。
咲かなかった株も葉はしっかりしているので、これから水をやれば咲いてくれるだろうか。
調べてみると、暑さには強い植物らしく、病気になることも非常に少ないそう。植えっぱなしでも良いため管理も少ない。園芸初心者さんやこれから何か育ててみたいという方におすすめである。
※夏場に周辺の除草のため除草剤を撒いた。
おそらくこれにもかかってしまい鉢内の雑草が枯れている。しかしゼフィランサスはちゃんと生きている。
2.アマクリナム
こちらも球根。
ゼフィランサスと同じくらいに植えたが、今まで花が咲いたことがなかった。
開花させるのが少し難しい植物らしく、去年は葉が伸びるだけで咲かなかった。
球根植物は、球根がある程度大きくなっていないと花が咲かない。また、この植物に関しては特に秋や春の肥料管理が必要なのだそう。そのため去年から放置気味だったが……咲いてくれた。よくよく思い返すと、今年の春頃追肥していたのでそれが良かったのかもしれない。
あまり園芸が初めての方にはおすすめはできない植物だが、見ての通り淡いピンクの大きく美しい花である。
この2つの植物については、花の時期は少し遅れ気味だが、概ね適切な時期に開花している。植物自体が強かったためだと考えられる。
しかし、植物の中にはこの頃の異常気象などで開花時期ではないのに花をつける場合があり(狂い咲きと呼ばれる)、とても興味深い。
また、植物によっては開花させるために条件が必要なものもある。(低温にあわないといけない、日が短くならないと咲かないなどなど)
植物によってそれらの条件や好む環境が異なるため、栽培方法をしっかり調べてから育てられることをお勧めする。
植物を観察しているとさまざまな成長の変化や現象を見ることができたり、気候の変化をありありと感じたりすることができる。癒しをもたらすだけでなく、これも園芸の魅力の一つだと思う。
今回はたまたま見たら咲いていたのでその植物たちを取り上げたが、実際にはまだまだ数多くの、園芸が初めての方にもおすすめな強い植物がある。
是非、実際に育てて楽しんでいただければと思う。