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うなぎの「肝煮」ってどんな感じ?【川豊本店】

【記事の概要】
2024年8月、成田山新勝寺を参拝した。
その際、うなぎ料理の老舗「川豊本店」で
昼食を取ったのだが、
初めてうなぎの「肝煮」を食べた。


開店30分前ですでに10組目

開店時間前から店先ではうなぎを仕込む姿が見られる。
9:30頃に整理券を発見してもらい
すでに「10番」と書かれていた。
平日、月曜日でこの人気ぶりはさすが。

川豊本店外観
整理券の発券機。開店前は店員さんに話しかけて発券してもらおう

うなぎを焼く姿は別のお店で見たことがある。
でも、捌く様子を見たことはない。
生きた状態でまな板に乗せられ、
喉元に杭を打たれ、捌かれるうなぎ。
近くのボールには肝が山盛りになっていた。
蒲焼の形に整えるまでの職人技は
迫力があって見入ってしまう。

※次の写真はうなぎを捌いている写真です。
苦手な方は飛ばしてくださいね。

捌いてくれる職人さんにも、糧になってくれるうなぎにも、感謝

肝吸いでも肝焼きでもなく、肝煮

開店時間の10:00になると、
店の軒先には人だかりができた。

運良く2階の窓側席に通してもらうことができた。
文化財としても価値のある
店内の雰囲気を感じながら
タッチパネルでメニューを繰る。

店内2階の様子。歴史を感じさせる空間の中央には「川豊」と書かれた扁額が

家族は肝焼きを食べたかったようだが、
生憎、用意がないとのことで
うなぎの肝煮を試してみることにした。

蒲焼は皮が香ばしく焼けていて
ふわふわの身にタレが染み込んでいる。
7月の土曜丑の日に買った、
スーパーのうなぎと
比べてはいけないのかもしれないが、
ここのうな重は味も風味も別格だ。

山椒は香り豊かで少しかけるだけで
部屋中が爽やかに香るよう。
かけすぎるとすぐに
舌がしびれ出すので注意。

上うな重(3900円)は、うなぎを1尾まるまる使っている。肝吸い(200円)と一緒に頂く

肝煮と聞いてどんな風味か気になったが、
生姜と醤油ベースの味付けで
あっさりしていて食べやすかった。
柔らかいふかふかした部位と
比較的歯応えのあるこりこりした部位が
一緒に盛り付けてある。

私は牛などのレバーは得意じゃない。
でも、この肝煮は臭みもなく、歯応えもよくて
面白い食感だと思っているうちに食べ切ってしまった。
レバーが苦手な人も試していいかも。
一皿820円で新鮮な肝を美味しくいただける。
ご馳走様でした!

生姜も多めに入っていて、あっさりとした風味に一役買っている。食べ飽きない

余談だが、個人的には
タッチパネルの「サービス」欄が
充実していて驚いた。
子連れも大歓迎って雰囲気だったし、
好印象な、良いお店でした。
お値段はそれなりの
覚悟が必要ですけどね〜

「サービス」欄。エアコンが効いているのでブランケットは必要かも

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