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エッセイ|超特急と私の平凡な日々

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#超特急

ライブ会場で、涙はこぼれ落ちた。

開演と同時に、光の中に9人の姿が見えた。 タカシさんの歌声で会場が満たされる。 たくさんの…

ぽん
2か月前
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書くことで、私は満たされていく。

7人のメインダンサーと2人のバックボーカルで構成される、超特急に出会ってから、noteを始めた…

ぽん
3か月前
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音楽番組、お茶の間、ノスタルジー。

小学生だった頃、家族団らんの時間に、 ニュースが見たい父を説得し、 テレビで見た音楽番組が…

ぽん
3か月前
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彼らへ心からの祝福を。誰かを愛し、応援する全ての人にエールを。

見てはいけなものを見てしまった。 深夜2時。 その日は、夏の音楽番組に超特急の初出演が発表…

ぽん
4か月前
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私の小さなキッチンがライブ会場になった。

私の平凡な毎日は、同じことの繰り返し。 夜、家に帰ると夕食の下ごしらえをする。部屋を掃除…

ぽん
4か月前
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大切なものを得ること、それは喪失の物語の始まり。

混雑している通勤電車の中で、私は迷っていた。 どの曲を聴こうかな。 かつて通勤電車は仕事の…

ぽん
4か月前
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エピローグ 

半年ぶりの美容室で、疲れた自分の顔を見ていた。「仕事にやる気が出ないんです。5月病でしょうか」「会社は働き方改革とか言って、パソコンが決まった時間に電源が落ちるんです。だから、やりきれない仕事が雪だるまみたいに増えるばかりです。昔は始発から終電まで仕事ができたのに」世の中にあふれる陳腐な愚痴。 やる気が無いと言いながら、朝から晩まで、休みの日すらも働いている。もう、これ以上余白が無い。「だから、私、いいこと思いついたんです。家に持って帰ってやればいいんです。時間気にせずでき